町の名前はアボリジナルに由来し、「川の出会う場所」、すなわちエドワード川とビラボン・クリークBillabong Creekの合流点を意味するとされる。しかし、インドの言葉に由来するという説もある。ヨーロッパ人による入植以前はWadi Wadiのアボリジナルの居住地であった。1830年代から牧場がこの地域に建設されるようになり、40年代には、イン、裁判所、郵便局などが設置された。1851年に町の測量が実施される。リヴェリーナで最も古い町の1つである。1864年ころから河川交通の内陸港として栄えた。1894年羊毛刈り職人組合が結成されるが、その後旱魃とウサギの被害で町は衰退した。1926年の鉄道開通後、徐々に回復する。現在、再建された桟橋が内陸港の名残をとどめている。周囲の農業地帯のサーヴィス・センターになっているが、米の貯蔵庫があるのが特色になっている。

　藤川隆男0403