1802年にマシュー・フリンダーズが同名の山の名をつけた。かつてこの地域に居住していたのは、先住民Bayaliの人々であった。ウィリアム・ヤングWilliam Youngが1854-55年に最初に牧畜を始めた。しかし、彼の農場は約200人ものアボリジニナルによって1855年に襲撃され、１人のヨーロッパ人を除いて皆殺しにあった。続いてアボリジナルへの血なまぐさい報復が起こった。1887年には稠密植民が開始された。1885年には初めて学校が創立されたが、1915年まで町が公示されることはなかった。1981年には石灰岩の採鉱が始まった。マウント・ラーコムを望む小高い丘の上にこの集落はある。ハイウェイの西に位置し、ガソリンの補給に立ち寄る旅行者を除けば、訪れる人もいない静かな村である。

　遠藤貴弘0702