名前はPiraburdoo牧場に由来している。アボリジナルの言葉で「多くの鳥(コカトウ)」を指す言葉であったと言われている。白人による入植以前は先住民YinhawanakaあるいはKurramaの居住地であった。町は1970-72年に、ハマズリー社Hamersley Iron Pry Ltdによる鉄鉱石の採掘に従事する労働者のために建設された。トム・プライスへの鉄道をふくむ事業活動は日本の需要の停滞によって中断したが、1973年から生産が本格化した。現在、ここの鉱山では年1,700万トンの鉄鉱石が採掘され、トム・プライスを経由し、ダンピアから輸出されている。

　西川俊紀1001