この都市の名前はグームバンジーGoombungee牧場を所有したピット家に由来する。1915年まではビューアラバBuarabaとして知られていた。この地域は、かつてはワガワガのアボリジナルの土地であった。グームバンジー牧場が1854年に開かれ、スクオッターが開業したホテルを中心に町は発展した。1887年に鉄道の分岐線が開通すると、入植が進展し、中小農場の数が増加した。1894-1915年の間に小麦と大麦が重要な作物となった。

　1906年にチーズ作りが始まり、1914年には高原の80パーセントのチーズを生産するようになった。1915年にロンドンの世界酪農博のために作られたチェダーチーズは、重さが1.5トンもあり、オーストラリアで最大のチーズであった。穀物や乳製品の他に、最近では綿花やヒマワリも重要な生産物になっている。

　新林秀亮0902