ハンター・ヴァリーの上流に位置する、郡およびタウンである。スコットランド王の戴冠の地の地名にちなんで名づけられた。それ以前はインヴァマインInvermeinとして知られていた。入植以前にはアボリジナルのWararuhおよびカミラロイの人々が居住していたと思われる。1824年から1825年にヘンリー・ダンガーによって探検され、1825年に最初の土地の交付が行われた。この土地の名がインヴァマインである。この地域ではセント・オービンSt. Aubinと呼ばれていた、インヴァマインの区画は、1836年から1837年に行われ、スコウンとして官報に掲載され、1838年に最初の区画が売却された。ウィリアム・デューメリックはタウンの近くの彼の所有地を分割し貸し与えていた。1840年までには、彼の私的な村は政府が作った村の隣に発展していった。40年代には教会、学校が開かれ。裁判所が設置された。1863年には小麦粉の製粉所が建てられた。1871年に鉄道が開通し、1888年に自治体となった。多くの歴史的建造物があるが、セント・オービンズ・アームズ・イン(1837年)などは有名である。周辺地域では、繁殖用のオスの牛や馬の飼育場があり、また羊毛、日用雑貨、ジャガイモ、フルーツの生産などが盛んである。「オーストラリアの馬の都」と呼ばれる。

　藤川隆男0303