ゴールズワーシー鉱山の労働者の町として1971‐72年に建設された。その名前はこの近郊で1873年にアボリジナルによって殺されたシェイSheaという真珠採りに由来する。白人の入植以前は、NgarlaあるいはNyamalのアボリジナルの居住地であった。26ヘクタールの土地に、ストリートがなく、人工的な雨が降り、真空下水処理施設があり、また気温を調整する設備もある世界で初めての科学の町を建設する計画が1971年に発表された。町はこの計画に基づいて進められ、空調設備のついた集合住宅が建設されたが、1980年にサイクロンによって深刻な被害を受けた。町からはポート・ヘドランドへの鉄道が敷かれた。現在もゴールズワーシー鉱山会社の所有する町である。

　水田哲朗1001