探検家トマス・ミッチェルが、1846年4月23日、聖ジョージの日に、この町を流れるバロン川Balonne Riverを渡り、ここをセント・ジョージ・ブリッジと名づけたことから、町の名は由来している。白人の入植以前は先住民Koomaの居住地であった。1859年に境界警備隊が町の近くに配置され、1862年に公式にタウンとなった。1902年には地方自治体となっている。灌漑設備の建設が1948年に開始され、1953年に完成する。これが町の発展を促した。牧畜の中心地域でもあり、ブドウ、穀類及び柑橘類の栽培も盛んである。灌漑地域はのちに拡大し、アメリカ資本の参加もあって、綿産業が盛んな地域となった。

　遠藤貴弘・藤川隆男1202