町の名は近くの山の名に由来する。この地域を航海した最初の人物は、トバイアス・ファーノウであり、セント・パトリックス・ヘッドSt Patricks Headを命名した。1820年代に初めてヨーロッパ人が入植し、近くのファルマスFalmouthは1830年代に捕鯨基地と港町となった。1840年代には囚人の矯正施設が近くに設けられた。1866年に鉄道が開通し、町は成長し始めた。ニコラス山地の炭鉱において、1886年から大規模な石炭の採掘がはじまった。1958年に主要鉱山は一度閉鎖されるが、1979年に新しい石炭層が発見され、1980年から再び採掘が行われた。サウス・エスク川に面する静かな町であり、町の名を取ったホテル以外に目立った建物はない。

　藤川隆男0303