オーストラリア辞典
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Widgiemooltha

ウィジムールサ


西オーストラリア中央部、パースの東634キロにある町。
人口:93(1947)、87(1933)。


 名前の由来はアボリジナルの「悪霊の土地」あるいは「岩についたカラスのクチバシ」を意味する言葉に由来するとされる。この地方では、アボリジナルが染料となる黄土を採掘していた。白人の入植以前はMalpaのアボリジナルの居住地であった。町は1900年に駅馬車の停車地として設立された。1920年に最初の金が発見されたが、本格的な鉱脈が発見される1925年までは、ほとんど採掘されなかった。1931年に、西オーストラリアで最大となる35,303グラムの天然の金塊「ゴールデンイーグル」Golden Eagle が発見された。1963年に金の採掘は終了した。1967年から68年にかけてニッケルがこの地方で発見された。レフロイ Lefroy 湖から採取された塩は、日本に輸出されていた。

 石光崇昭1001