オーストラリア辞典
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Wittenoom

ウィトヌーン


西オーストラリア中西部ピルバラ地方にあり、パースの北1,418キロに位置する。
人口:わずか(現在)、356(1986)、247(1981)、876(1966)、129(1947)


 名前は牧場主で政治家でもあったエドワード・ウィトヌーンにちなんでいる。白人の入植以前はBanjimaのアボリジナルの居住地であった。1917年にアスベストが発見された。1930年代に採掘が行われるようになり、1939年に初めて組織的な開発が行われた。1943年にブルー・アスベスト採掘鉱山が設立され、1950年までにオーストラリアで唯一の鉱山となった。会社は1947年にタウンを設立し、1960年代初期までピルバラの主な鉱物生産地となった。1966年に政府が健康に害を及ぼすとして閉山を企てた後、1968年に経済的な理由で鉱山は閉山した。多くの従業員や住民が空気中に含まれるブルー・アスベスト繊維のために被害をこうむった。その結果、町の移動が実現した。

 西海孝龍1101