大阪大学西洋史学研究室

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専修・専門分野情報education

専修・専門分野の紹介

◆西洋史学研究室

 大阪大学の西洋史学研究室は、60年以上の長い歴史を通じて、日本における西洋史学の研究・教育の最前線に立ってきました。 学問のうえでは、斬新な視角と現代的な問題意識から、新生面を次々に開拓してきました。 そうした環境で育った人材は、放送・ジャーナリズムから、金融・IT、教育・行政にいたるまで、日本の各界で活躍しています。

 

◆研究の特色--アクチュアルな問題意識とグローバルな視点

 大阪大学の西洋史学研究室には、5人の専任教員がいます。教員の研究は、古代ギリシアから近代日本にまでおよびますし、 政治・法・経済から文化・習俗、ジェンダー・マイノリティからツーリズムまで、さまざまな分野をカバーしています。

 各教員の研究テーマを貫く特色は、アクチュアルな問題意識にもとづいたグローバルな視点をもっていることです。 歴史を巨視的にとらえ、現代に積極的に提言する歴史学をめざしています。

 また、国際交流に意欲的なのも、大きな特色です。各教員は海外の学界において積極的に発言しています。

 

◆教育の特色--総合的知的能力の鍛錬と外国語

 大阪大学の西洋史学研究室は、教育に最大の重点を置いています。しかし、単に歴史知識を詰めこもうというのではありません。 目標とするのは、総合的知的能力をもった人材の養成です。

 変化の早い今の時代、いったん身につけた知識や技能もすぐに時代遅れになります。 大事なことは、時代の変化に対応する能力なのです。そのために、大阪大学の西洋史学研究室は、総合的知的能力の養成を目標に掲げています。

 つまり、問題発見力・情報収集力・分析力・総合力・表現力を養うことです。歴史の学習・研究はあくまでもそのための手段にすぎないのです。

 グローバル化の時代を生き抜くもう一つの武器は外国語です。大阪大学の西洋史学研究室では、とくに英語の実践的能力の習得に力を入れています。 授業で外国語の文献を読むのはもちろん、研究室には学生が自由に使えるパソコンが12台あり、Eラーニングが自由にできるようになっています。

 

◆研究者の養成

 学問は新しい世代によって新陳代謝されていきます。大阪大学の西洋史学研究室は、 これまで多数の有為、気鋭の研究者を学界に送りだしてきました。彼らは、現在では日本各地の大学で日夜研究にいそしんでいます。 大阪大学の西洋史学研究室の学風は、その自由闊達さが特色です。そんな学風をうけて、その研究分野も多彩です。 英・独・仏という古典的な領域で活躍する人もいれば、古代ペルシャや昭和期の日本の外交史をテーマとして活躍している人もいます。

 西洋史学研究室では、大学院生が学究の道をめざして、日々切磋琢磨しあっているのです。

 

◆高度専門職業人の養成

 大学院は、次代の研究者を育てるだけが目的ではありません。大阪大学の西洋史学研究室はむしろ、 高度専門職業人を育成することに重点を置いています。つまり、修士課程修了後、社会でエキスパートとして活躍できる人材です。

 西洋史学研究室では、エキスパートの条件として論理的思考能力を重視します。そのため、大学院生には徹底した訓練が課されます。 史料と文献を批判的に読み、そのうえで自分の見解を緻密な論理で組み立てていくこととなります。

 同時に、職業人としてのスキルにも注意を払っています。たとえば、西洋史学研究室の雑誌『パブリック・ヒストリー』はその一例です。 この雑誌は、すべて大学院生の手で刊行されています。彼らはここから、企画・編集・渉外の実務を学ぶのです。