卒業論文・修士論文の題目を紹介します(現在2000年度以降のみ)


2019年度
修士論文温彬 世阿弥芸論における「一心」−永明延寿との関わり−
 佐々木美里 旧著作権法と演劇−明治・大正期の訴訟を中心に−
 瀧尻浩士 『富島松五郎伝』研究−森本薫脚色とその上演について−
 馮縁 宝塚歌劇におけるマンガ翻案作品
−昭和『ベルサイユのばら』の人物造形を中心に−
 右田誠弥 長谷川伸の劇空間−『一本刀土俵入』を中心に−
卒業論文鵜河穂 ミュージカル『マイ・フェア・レディ』(1956)
と『ピグマリオン』(1913)の比較研究
 佐藤知果 全体主義から社会を見つめる演劇
−ハイナー・ミュラーのテクストを通して−
 遠藤敦子 松島慶三の劇作品研究
 佐藤勇輝 アメリカにおけるブレヒト叙事的演劇の受容について
−『母』ニューヨーク公演(1935)を中心に−
 山内日菜子 「演劇センター」(1968‐1971)による演劇の革命

2018年度
修士論文工藤 春菜 蜷川幸雄の「歌舞伎」演出−『NINAGAWA十二夜』(2007)を中心に−
 宮本 蕗 デイヴィッド・グレイグ作『ヴィクトリア』の劇構成
卒業論文小國 真奈 宝塚歌劇団の海外公演研究
 CHO HWAJEONG 平田オリザ作『ソウル市民』三部作における  ディスコミュニケーション
 工藤 舞弥 野田秀樹『THE BEE』論 
 廣嶋 萌衣 如月小春『DOLL』(1983)の少女性 
 矢口 奈津実 三島由紀夫の歌舞伎観 

2017年度
修士論文 杉本 亘  能楽民衆化の展開−明治から昭和初期における劇場・公会堂上演を中心に−
卒業論文清田采花 ブロードウェイ・ミュージカル『アベニューQ』(2003)と題材構成
 黒田美音 鈴木忠志と「富山県利賀芸術公園」
 白川美咲 唐十郎作『ジョン・シルバー』論
 長田美那子 維新派の演技論−『トワイライト』(2015)を中心に− 
 丸岡いづみ 劇団「ク・ナウカ」の二人一役−『エレクトラ』(1997)を中心に− 
 右田誠弥 長谷川伸における家庭の表象−昭和3年〜6年の「股旅物」を中心に− 
 川井秋穂 能《小鍛冶》をめぐる諸問題−刀剣「小狐」伝説の系譜整理を中心に− 
 中井ともこ 写し絵の独自性に関する研究−大阪における錦影絵の特徴に着目して− 

2016年度
修士論文 中岡愛  巖谷小波のお伽狂言−執筆目的の変遷をめぐる考察−
卒業論文中野聡美 近松門左衛門『曽根崎心中』−お初の人物造形と戯曲構造−
 西田悠哉 つかこうへい『熱海殺人事件』の変遷とその意義
 宮本蕗 スコットランド国立劇場『ブラック・ウォッチ』論

2015年度
修士論文 上島万理恵  マリヴォー『贋の侍女』『愛の勝利』における異性装の表象とその機能
 垣沼絢子 戦時下宝塚の帰朝公演に見られる表象の変遷
−1939年『ブルウ・トランク』『我等の旅行記』を対象に−
   
卒業論文岡田尚子 藤原歌劇団と浅草オペラ的精神の流れ
 柳川朔 Rioのスタンダップコメディ集とアジア人の表象
 由谷晋一 狂言における家芸継承と個性
−四世茂山千作のエ段長音をめぐって−

2014年度
修士論文 山本知伽   ミュージカル『フィオレロ!』研究
   
卒業論文石橋啓太郎  学校教育の中の演劇
  −福島県立いわき総合高等学校の事例から−
 橘若菜  コメディ・フランセーズとモリエール−
  −その歴史的観点から−
 曽場彩香  三谷幸喜作品における「その場しのぎ」の喜劇性
 星野亜門  ジャン・ピエール・ジュネ作品におけるモンタージュ
  −その喜劇的効果−
 武宮由佳  本谷有希子の人物造形分析
 加田祐衣  謡曲における鬼女変貌と能面との関係
  −「葵上」と「鉄輪」における”うはなり打ち”を中心に−
 谷川春奈  木下順二の民話劇について
 河野優子  映画「予告編」の分析
  −近年の日本における公開作品を中心に−

2013年度
修士論文 加古雅樹   現代演劇における観客論の展開
  −その「参加」と「分離」−
 金裕彬  三谷幸喜『笑の大学』研究
   
卒業論文立道悠理  『Endless SHOCK』にみるオリジナル・ミュージカルの可能性
 田中友貴  日本における両大戦間期新興人形劇の展開
 馬場絢子  初期日劇ミュージックホールをめぐる言説史研究
 橋場あゆみ  現代における伝統芸能の稽古方法
  −能楽師養成事業を中心に−
 三木香澄  バレエ『くるみ割り人形』上演比較研究
 緑川岳良  維新派「ヂャンヂャン☆オペラ」におけるリズムの効果

2012年度
修士論文 中川登美子  イヨネスコ『授業』論
 −20世紀前半フランスにおける言語・教育政策に関して−
 中川菜月 幸若舞曲と女性
 −主体的な女性像の形成考−
   
卒業論文内田朱音 バロック劇における劇中劇
 小倉有希 柿喰う客『悩殺ハムレット』における若者言葉
 清廣早希 桂枝雀の語りと演技
 櫻井祐貴子 モーリス・ベジャール振付『ザ・カブキ』論
 島内悠理菜 三谷幸喜作品における劇構成と人物造形の諸問題
 菅千遥 『A−"R"ex−如何にして大王アレクサンドロスは世界の
 覇者たる道を邁進するに至ったか』における一考察
 新倉奈々子 日本におけるシェイクスピアの初期翻案作品と演劇改良
 −『何桜彼桜銭世中』と『葉武列土倭錦絵』の考察−
 福本伊歩 「ゲキ×シネ」について
 −舞台演劇の映像化の現状と未来−
 與田菜摘 井上ひさし『ムサシ』における主題提示の手法

2011年度
修士論文 西恵野  能の太鼓伝書にみる思想
 −鴻山文庫蔵『実鏡書』を例として−
   
卒業論文嶋谷望 ミヒャエル・クンツェ作『モーツァルト!』について
 小笠原真実 ブロードウェイにおけるゲイ・ミュージカル
 −その歴史と作品−
 加古雅樹 柴幸男論
 −ソーントン・ワイルダー作品との比較分析を中心に−
 三島あい モーリス・ベジャール論
 渡邊陽菜 演劇人の直面する課題の克服に向けて
 −法制度上の問題を中心に−

2010年度
修士論文 テイ・バイテイ 日本におけるオリジナル・ミュージカルの展開
−『SHOCK』シリーズを手がかりに−
 山口浩章 A.C.O.A(Acting Company Of A)の理念と実践
−「共生の彼方へ」シリーズをめぐって−
 大藪真之祐 書のパフォーマンス性
 尾西教彰 公立劇団の活動における<地域>意識の変容
−兵庫県立ピッコロ劇団の活動を通じて−
   
卒業論文坂口歩唯ソフォクレス『オイディプス王』と民話
 塚田智美小池修一郎論 −『華麗なるギャッツビー』を中心に−
 後藤美希ジャッキー・チェン監督作品における演出技法
 太田彩香道具と空間 −別役実「アリス」シリーズを中心に−
 原裕美子『ライオンキング』論 −興行と演出−
 宮地伸哉富野悠由季論 −「映画的なるもの」をめぐって−

2009年度
修士論文 戸田健太郎 狂言における能の「引用」についての研究
 ファビオ・ゲッリ 能を古代ギリシア劇を通して見る
−能と古代ギリシア劇の比較研究−
   
卒業論文織屋雄紀溝口健二のロングテイク論
 加藤玲士鶴屋南北『桜姫東文章』における生と退廃
 角倉加奈子 『SHIROH』論
〜劇団☆新感線が描く二人の「しろう」・女性・音楽〜
 初田直樹 原田眞人監督社会派三部作について
 原めぐみ 金森馨と舞台装置
−劇団四季での活動を中心に−
 望月美穂公立劇場の現在
 山岡愛 宮崎駿論
 山脇清香 別役実の主題と技法
 横山由梨 井上ひさし『頭痛肩こり樋口一葉』論
 渡部明子 和田精の音響史

2008年度
修士論文 池田拓郎  テレビゲームのパフォーマンス性
 甘為治  観世元雅の生涯と作品
   
卒業論文大薮真之祐 アクション・ペインティングの演劇性について
  —ジャクソン・ポロックを中心にして—
 川口高志  演劇における事物の機能
 管家愛  劇団四季の成立と初期作品
 濵口敬一  レーニ・リーフェンシュタール論
 八ケ代健  上方落語の笑いについて

2007年度
修士論文 須川渡  劇団ぶどう座にみる地域演劇 —川村光夫作品の形成と展開—
 美堂梓  ジョージ・バランシンの作風とその変遷 —オルフェウス作品を巡って—
   
卒業論文青木淳高  松尾スズキの劇作法
 上野大輔  《田村》が金春禅竹の作である可能性について
 金豊礼奈  初代中村仲蔵の歌舞伎史的意義 —色悪・実悪・舞踊の場合—
 木津毅  アキ・カウリスマキと二つの敗者三部作
 多谷昭典  オーソン・ウェルズ演出『マクベス』(1936)について
 水谷真理  チャップリン初期作品におけるミュージックホールの影響

2006年度
修士論文  松本好弘  世阿弥能楽論における禅思想についての諸問題
 —仏性をめぐる世阿弥の世界観を中心に—
   
卒業論文荒岡寛  サミュエル・ベケット論
 池田拓郎  映画における俳優の演技と芸術的価値
 鮑曉萱  台湾ゲイ映画における「媚外心態」と「同性愛」
 —『僕の恋、彼の秘密/十七歳的天空』をめぐって—


2005年度
修士論文  絹巻陽子  武智鉄二の歌舞伎演出 —その理論と実践—
   
卒業論文 大塚幸 ミュージカル『レ・ミゼラブル』にみられる救済
 大西敦子 フランソワ・トリュフォー論
 小田研史 戦後日本における映画産業の諸問題
 黒田洋一郎 野田秀樹「現在」考 —2001年以後の作品を通じて—
 佐々木彩子 ヤン・シュワンクマイエル論
 —1980年代以降の作品における人と事物の関係—
 長浦真美 映画の音 —市川崑監督作品をとおして—
 中野優子 ダンスセラピーと香瑠鼓
 奈須春香 元雅作『吉野琴』の諸問題
 美堂梓 ジョージ・バランシンのプロットレスバレエについて
 元重慶子 エイゼンシュテイン論
 —サイレント映画期におけるモンタージュ論の展開— 

2004年度
修士論文  上野曉子  八橋検校組歌「八橋十三組」の研究—その形成と展開—
横田洋  井上正夫研究—大正15年〜昭和2年の演劇活動について—
   
卒業論文 白石智子ブラック・ムービーの現在

2003年度
修士論文  Nadia Fala近松門左衛門の世話物におけるテーマとしての死
─『心中天網島』を例に挙げて─
藤元陽フランス印象主義映画の検討 ─アベル・ガンズを中心に─
   
卒業論文 出原真菜美 『踊る大捜査線 THE MOVIE』にみる日本社会
市川陽子バズ・ラーマン監督『ムーラン・ルージュ』論
小野晃寛今はいない彼らについて 〜瀬々敬久作品論〜
絹巻陽子武智鉄二の歌舞伎演出 ─昭和二十年代を中心に─
大道順子黒川能の研究 〜詞章の考察から〜
寺田祥子野田秀樹論 ─劇団解散後の活動を中心に─
平井光子岸田理生論 ─『身毒丸』を中心に─
松尾菜美黒澤明と能 ─『虎の尾を踏む男達』を中心に─
村山翔大宮崎駿作品における人物造形について
 ─『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』を中心に─
木村由佳公共劇団と地域社会
正木遊Baz Luhrmann監督映画研究
 ─レッド・カーテン三部作における映画演出の方法─
江上昇関西お笑い界の動向 —その成功する方法について—

2002年度
修士論文  稲葉伸之介 カルロ・ゴッツィのフィアーベ
川上孝也茂山久藏英政伝書の研究 ─近世の狂言・その展開─
金正男韓国新派と趙一斎
茂山恭仁子 江戸時代後期から昭和初期にかけての京阪神能楽界
─忠三郎家文書を中心に─
田中みどり 一九三〇〜一九四〇年代におけるレヴューの展開
─進駐軍慰安公演の意義─
中尾薫『明和改正謡本』の研究 ─脇能をめぐって─
   
卒業論文 荒武宏明ネオ・リアリズムとルキノ・ヴィスコンティ
大田黒陽トム・ストッパードの劇構造
岡本佳子舞台化という創造 ─萩尾望都作品の上演を中心に─
粟田麻利子ミュージカル『エリザべート』の劇構造
筒井千帆『イングリッシュ・ペイシェント』の映画と原作
浜口望海俳優・松田優作

2001年度
修士論文  正木喜勝  東京左翼劇場研究
   
卒業論文 川田恭生デイヴィッド・リンチ論
長尾沙織スタニスラフスキーの演技思想
林田浩一ルイス・ブニュエル論
山口絋治アーサー・ミラー戯曲研究
横田洋原將人論

2000年度
卒業論文 池田優子ミュージカル『エリザべート』考
金正男つかこうへい論 ─戯曲分析を中心に─
佐藤貴幸書替女狂言考
藤元陽スタンリー・キューブリック論
建名真人ミケランジェロ・アントニオー二論 ─『欲望』の分析を中心に─
佐藤周子ポランスキー論 ─モノクロ長編三作品における主題と様式─
西内久美子 ティム・バートン論 ─作品とその背景─
南正博ガルシア・ロルカ研究 ─戯曲における抽象性とアンダルシア性─
吉村孝文バスター・キートン作品におけるスラップスティック的手法について

 


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