『續ソフトボール實録長編』

二〇一六年秋之條

平成廿八年十一月七日 於猪名川河川敷

目次

第一試合 東洋史−考古学・日本語学連合

 3回終わって東洋史打線は女性点を含め6点のリードを許す苦しい展開。しかし鉄壁守備からリズムを作り大逆転。初先発M山の好投と途中出場N谷の好守備が光った試合であった。

1 2 3 4 5 6 7 89
考古・
日本語学
0 2 5 00 0 0 3011
(女性点1)
東洋史 1 0 1 14 1 5 3×16

第二試合 東洋史‐西洋史

 前回苦杯をなめた西洋史。その憂さを晴らすかのように東洋史打線が火を噴いた。終わってみれば先発全員安打。中でもE藤の2本塁打が効果的であった。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
西洋史 1 0 0 0 0 10 1 0 2 6
(女性点1)
東洋史 4 0 3 1 1 7 1 2 0 × 19

第三試合 東洋史‐日本史

 惨敗。残念。

12345678
日本史 218 0337 3 27
東洋史10003000 4

総評・結果

 今回の大会は全4チームの総当たりで行われた。東洋史は2勝1敗の成績であった。優勝は日本史、準優勝は東洋史と西洋史、3位が考古学・日本語学連合、4位は西洋史であった。

 今大会、助っ人OBは予定が合わず不参加、そしてエースT口・O坪はけがのため欠場、戦力的に非常に苦しい大会であった。しかしその分、10人の精鋭が大活躍してくれた。U生はキャッチャーとライトをそつなくこなすだけでなく、貴重な左バッターとしてチャンスメイクしてくれた。M山は投手・捕手・起居注官の3ポジションで活躍、打席ではしぶとく放ったヒットが印象的だった。レギュラー陣も期待に違わぬ活躍。S本はロシア土産を引っ提げての参戦。ショートはしばらく安泰の模様。東洋史の切り込み隊長T井は11安打を放ち、首位打者・最多安打のタイトルを獲得、その勢いでキャプテン位も獲得した。N谷は二日酔いをアドレナリンで吹き飛ばしての出場。一塁手の守備では数々の好プレーを見せてくれた。Y木はエースT口に代わり西洋史戦を完投。Y川は守備だけ神。E藤は攻守に大活躍もミネラル不足。上述のメンバーは今後も東洋史の優勝のため、冬もバットを振り込むことだろう。一方、晩秋の秋風とともに引退する戦士も。I原は本研究室配属以降ソフトボール皆勤賞。どんだけソフトボールが好きなのだろうか。いつでも待ってます。T賀は老体に鞭打っての出場。最後のゲームで、酸いも甘いも味わってきた元キャプテンは何を思ったのだろうか。彼ら2人への感謝を込めて、試合後は所属年数分の胴上げで彼らの長年の労をねぎらった。お疲れ様でした、ありがとうございました。試合後は東洋史の料理人bukawulのY内の手になるタイ料理をいただいた。買い出しに奔走してくれたU田、起居注をつけてくれたA山と併せて感謝申し上げたい。次回こそ、打倒日本史、そして優勝を。

(文責:Y. H)

▲巻首にもどる [大阪大学 東洋史学研究室]