『續ソフトボール實録長編』

二〇一七年春之條

平成廿九年五月六日 於猪名川河川敷

目次

第一試合 東洋史−日本史
力投する前キャプテン[石川撮影]
力投する前キャプテン

 初戦で永遠のライバル日本史と激突。先制を許すも直後に逆転、さらに3回にはウインドミルを攻略し一挙7得点。その後日本史に追い上げられるも、エースY木の粘投と鍛え上げた守備でリードを守りきった。

1 2 3 4 5 6
日本史 1 0 0 6 0 2 9
東洋史 3 0 7 0 0 0 10

第二試合 東洋史‐考古学

 悲願の優勝を掛け決勝は考古学と対戦。初回に先制を許すと守備では再三ピンチを迎え、攻撃ではチャンスメイクできない重苦しい展開となる。しかし4回主砲E藤のヒットを皮切りに逆転に成功。その後も追加点を奪い、終わってみれば13得点と圧勝した。

1 2 3 4 5 6 7
文語連合 3 0 0 0 1 0 0 4(+1)
東洋史 2 0 0 4 3 4 0 13
優勝の立役者[石川撮影]
優勝の立役者

総評・結果
トロフィーを受け取るキャプテン[石川撮影]
トロフィーを受け取るキャプテン

 今回の大会は全4チームのトーナメント方式で行われた。優勝は東洋史、準優勝は考古学、3位が日本史、4位が西洋史・文語連合であった。

 今大会では学部生・院生・OBのバランスが取れた大会であった。S本はリードオフマンとして打線を牽引、守備でもチームを支えた。K藤は捕手としてY木を好リード、打撃面ではチーム2位の4打点をたたき出しY内賞を獲得した。キャプテンT井はそのキャプテンシーでチームを鼓舞、守備ではS本との好連携も光った。N谷は持ち前の陽気さでチームを盛り上げつつ高打率を残した。院生ではエースY木が2試合完投、打っては3打点の大活躍。その粘りの投球は野手陣の奮起を促した。主砲E藤は衰え知らずの活躍で本塁打と打点の二冠を獲得。Y川と助教I藤は守備で活躍も極度の打撃不振。頑張れ。OBのI原は貴重なGW休暇をこの大会に消費し首位打者のタイトルを獲得した。研究室とソフトボールへの愛が深すぎる。N村・H奕・H衍・H川の新戦力も潜在能力の高さを垣間見せ、秋以降の戦力アップが期待できそう。起居注官のM山・I岡、写真班のI川、応援に駆け付けてくれたY内とOBのA山・N井・S岸、宴会に差し入れをくれたY平・A木・H井にはこの場を借りて感謝申し上げる。

 宿敵日本史を破っての5年振りの優勝は非常に喜ばしいことである。まずは連覇を目標にレギュラー陣・新戦力の各員に更なるレベルアップを期待したい。

(文責:T. Y.)

▲巻首にもどる [大阪大学 東洋史学研究室]