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グアダルーペの聖母聖堂近くの土産物屋(メキシコ市) カルパン(メキシコ、プエブラ州)のフランシスコ会修道院アトリウム(前庭) ウエホツィンゴのフランシスコ会修道院「死者の間」壁画。新大陸宣教の先達となった12人の修道士の姿が描かれる。 ハッピーなランチ。ウエホツィンゴの修道院前のファンキーなレストランにて。 エパソユカン修道院(メキシコ、イダルゴ州)、16世紀の回廊壁画。新大陸にやってきたスペイン人宣教師が、おそらく先住民の画家に描かせたものだ。 標高4000mの湖ティティカカ。遠くに雪のイリマニ山がうっすら見える。 アンデスの高地平原(ボリビア)。ここで標高は4000mほど。 クラワラ・デ・カランガスの聖堂(ボリビア)。16-18世紀の壁画や祭壇衝立が残る アンデスの空の旅では、時に信じがたく神々しい光景と出会う。 臆病なアルパカは逃げ足が速い。でも、おしりがかわいい。 今やリマの空港でも、気の利いたお鮨が食べられる。グローバル化にちょっと感謝。 ブラジル、ミナス・ジェライスの鉱山都市オウロ・プレット。18世紀に栄えた。 ブラジリア、「現代のユーピア」? 旧プランタン・モレトゥス印刷所(アントウェルペン)。新大陸宣教のための聖書や祈祷書はもっぱらここで刷られた。 マドリードの空。若い頃に2年暮らした。その青い空によく心奪われた。
歩いてきた場所



岡田 裕成/オカダ ヒロシゲ


美術史家、接触領域探索家、大阪大学文学研究科教授


好きなもの: やぎ、アルパカ、茶色っぽい服
嫌いなもの: 閉じたナショナリズム
(←サイト主・遠影? @ 竹富島)






美術史家としての専門は、初期近代スペイン・ラテンアメリカ美術。でも、ひとりの「考える人」として、接触領域的現象とでもいうべき文化の振る舞いに、大変興味をもっています。


「接触領域」とは、たんに異なる文化が接触する場、というものではありません。


この言葉を明確な定義のもとに使い始めた M. L. Pratt は、異なる文化の接触局面において作用する、非対称な力関係に注目しました。とりわけ「大航海時代」以降、グローバル化する世界では、「発見」し支配する側に立つ人びとと、「発見」され、従属する側に置かれる人びととの間に、さまざまなかたちでの線引きが、まさに世界的な規模でなされてきました。「接触領域」を問う、ということは、世界の線引きに作用してきたその「力」を問うことでもあります。


この接触領域においては、「美術」といった概念もけっして自明のものではありえません。支配文化に属するヨーロッパの美術は、その「外」の世界において、もともと想定されていないような機能や価値を時に帯びてしまうからです。しろやぎさんが、手紙のつもりで送った紙切れは、くろやぎさんにとっては食べ物だったりするのです。「えっ? なんか書いてあったの?」みたいな。


アンデス高地の原野の果ての聖堂や、メキシコの田舎町の古い修道院をめぐりつつ、そんな接触領域的現象を掘り起こすことを、 研究者人生のミッションと考えています。


最後に、教師として。もちろん、ちゃんとした西洋美術史をご教授する務めも果たしていますよ!(たぶん)



















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