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このウェブサイトは、大阪大学文学研究科教授・岡田裕成が運営しています。





最近の仕事




論文寄稿:「美術の移動と「境界上の現象」」 2017年3月

2016年4月のシンポジウム基調講演にもとづく論文を寄稿しました。




論文寄稿:「「アメリカの再発見」? 草創期ラテンアメリカ美術史学から問う植民地美術.論の現在」 2017年1月

1706-bijutsu.jpg2014年11月の福岡アジア美術館での国際シンポの報告書です。発表に基づく論文を寄稿しました。









シンポジウム「文化の移動と越境」: お茶の水女子大学、2016年4月23日

「美術の移動と『境界上の現象』」と題する基調講演をおこないました。




国際シンポジウム: ヴァンダービルト大学(ナッシュビル),2015年11月6日〜8日

米国ナッシュビルのヴァンダービルト大学で開催された Symposium: Rethinking Forced Resettlement in the Colonial Andes において、“Restructuring Visions: Art and Indigenous Communities after the Toledo Reforms” と題する研究発表をおこないました。




国際学会: サン・パブロ・カトリック大学(アレキパ〔ペルー〕),2015年6月9日〜12日

“Mestizajes en Dialogo” をテーマに開催された Encuentro Internacional sobre Barroco(第8回)に招かれ、”“Lo indígena” en al arte colonial: ¿expresión inconsciente o imagen manipulada?” と題する研究発表をおこないました。




シンポジウム報告: 学会誌『民族藝術』31号所収 2015年3月刊

2014年9月に国立民族学博物館で開催したシンポジウムの報告です。シンポジウムのねらいについての小論を執筆しました。




共著(Luisa Elena Alcalá and Jonathan Brown eds.): New Haven: Yale University Press 2015年3月刊

71Ned7TNvKL.jpg前出 Pintura hispanoamericana. 1550-1820 (Madrid: El Viso) の英語版です。
Chap.11 “Mural Painting in the Viceroyalty of Peru” を執筆。






[書評]
Church Times に書評が掲載されました(2015年4月)
Apollo に書評が掲載されました(評者:Gauvin A. Bailey [Queen’s University, Canada], 2015年6月)

“… This book even includes a chapter (by Hiroshige Okada) about Peruvian mural painting, a topic of great interest in South America, but which has been underrepresented in English-language surveys…"

The New York Review of Books に書評が掲載されました(評者:John H. Elliott [Regius Professor Emeritus, Oxford University], 2015年7月)

“… In one of the most fascinating chapters in the book, devoted to mural painting in the churches of the Andes, Hiroshige Okada questions the whole concept of “mestizo art,” on the grounds that it presupposes an “Indian self” and “indigenous sensibility” … In view of the diversity of situations and responses, “cultural mestizaje” begins to seem too limited and restrictive a term to describe the complex processes involved in cultural transfer...”

Burlington Magazine に書評が掲載されました(評者: Cristina Cruz Gonzales, 2015年12月)





展評: 『西洋美術研究』18号所収 2014年12月25日刊

366_500.jpg「せめぎあうヴィジョン 〜スペイン植民地世界」(ロサンゼルス・カウンティ美術館、2011年11月〜2012年1月)についての展評です。










共著(Luisa Elena Alcalá and Jonathan Brown eds.): Madrid: El Viso 2014年11月刊

Archivos\CUBIERTA PINTURA EN HISPANOAMERICA.jpg2004年にNYで最初の会合をもち、計画を立ち上げてから早10年。ずいぶん長くかかりましたが、近年急速に進展した植民地時代ラテンアメリカ美術研究を俯瞰する大部の通史です。著者は7名。わたし以外は皆さん錚々たるメンバーです。第11章の「ペルー副王領の壁画」を担当しました。







国際シンポジウム: 福岡アジア美術館 2014年11月8日

「「美術」の脱植民地化―グローバル化の中で」というパネルに参加し、「「アメリカの再発見」? 草創期ラテンアメリカ美術史から問う植民地美術論の現在」と題する報告をおこないました。
同じパネルには、シンガポール国立美術館(準備室)の学芸員S.H.ムスタファくんも参加。彼は2011年にシンガポール国立大学美術館で開催されたユニークな展覧会 Camping and Tramping の企画者の一人で、一度会ってみたいと思っていた人です。スリランカ出身という彼は、明晰な知性とフレンドリーな人柄を兼ね備えた好青年でした。




シンポジウム: 早稲田大学ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所 2014年9月27日

「聖母、征服者、先住民首長―アンデスにおける聖像受容の政治学」と題する報告をおこないました。
ご一緒したのは関哲行氏と児嶋由枝氏。与えられたのが大きなテーマだったので、何を話そうか少し思案しましたが、16世紀のアンデスの先住民首長が、どんな意図をもって、支配文化の中核にある聖像の制作とそのパトロネイジに関与していったのかを、《コパカバーナの聖母》像を例に考えてみました。




著書: 筑摩書房 2014年9月刊

81Q3zYYKosL.jpg文化の「生粋」性を語る根拠が奪われた「植民地」の美術。「オリジナリティ」を特権化する近代的な美術論からすれば、ある種の居心地の悪さを抱え込んだ征服後ラテンアメリカの美術を、わたしなりに一望してみようとあがいてみました。日本人の頭のなかの世界観に、小さな石でも投ずることができれば。

図版112点。カラー多数! オカダ撮影多数!


目次:

序章 なぜいま、ラテンアメリカ美術なのか
Ⅰ. 征服から始まった美術
 1.つくりかえられる景観 - 2.宣教師たちのユートピア - 3.変容する先住民の芸術
Ⅱ.「植民地的なもの」の芽生え
 4.新世界の聖母:つくられる奇蹟の像 - 5.規範と制度の移植 - 6.行き交う人びと、交錯する文化
Ⅲ.成熟する植民地社会の美術
 7.バロックの極限 - 8.地域の多様性 - 9.滅びた王国、植民地の今:社会が求めたヴィジョン 
Ⅳ.独立を果たして
 10.新生国家の美術 - 11.モダニズムの衝撃 - 12.アメリカの再発見:アイデンティティの模索
終章 世界美術史のなかのラテンアメリカ


[書評・受賞]
『日本経済新聞』(2014年11月16日朝刊)に書評が掲載されました。
『月刊ラティーナ』(2014年12月号)に書評が掲載されました。
『産経新聞』(2015年1月25日朝刊)に書評が掲載されました。
「第12回木村重信民族藝術学会賞」を受賞しました。(2015年4月)
『史學雑誌』(124編第5号)「2014年の歴史学会 回顧と展望」に取り上げられました(2015年6月)





民族藝術学会創立30周年記念シンポジウム: 国立民族学博物館 2014年9月21日

企画と司会をおこないました。プログラムは:

【報告 1】「アジア美術におけるゴーギャン的なるもの」
 後小路雅弘(九州大学教授[美術史])
【報告 2】「バルカン演歌を渉猟する」
 伊東信宏(大阪大学教授[音楽史])
【報告 3】「歌舞伎と『西洋』との接触―『漂流奇譚西洋劇(ひょうりゅうきだんせいようかぶき)』の大失敗」
 矢内賢二(立正大学准教授[芸能史])

と、「かなり」バラエティに富むものでしたが、かえって、領域と地域を越えた「接触領域」的問題軸をあぶり出すことができたのではないかと思います。企画者としてはとても刺激的な経験でした。





















ブログ(外部リンク)
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書評:
林道郎氏 「すばらしい本が出た。・・・聖堂装飾のパトロンとしても制作者としても先住民エリート層が深く関わっていた点に着目することで、西欧人対先住民という単純な図式や「混血」といった大雑把な概念ではわりきれない植民地美術の入り組んだ陰影をみごとに浮き彫りにしている。・・・特殊を掘り下げながら特殊に閉じない、画期的な労作だ」(読売新聞 2007年6月17日)

富山太佳夫氏 「読み始めて、息をのむ。面白い。・・・一見浮世離れした問題を扱っているように見えるこの本は、現代という時代に生きる読者をそれこそ正面から見すえている」(毎日新聞 2007年10月21日)

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