平成14年(2002)、大阪大学に「ゲストスピーカー」制度が新設されました。これは、授業に関連したゲストを学外から特別講師として招き、講義をしていただく新制度です。
この制度を活用し、湯浅邦弘教授担当の「漢籍資料学」「中国哲学基礎」の同時開講として、平成14年度に森田敬子氏を、平成15年度に森澤和明氏をお招きしました。
森田氏・森澤氏は、平成13年5月の大阪大学創立70周年記念事業で公開された、「バーチャル適塾・懐徳堂(→リンク)」の共同制作に当たられた凸版印刷株式会社の方です。現在も研究が続けられている「WEB懐徳堂」についても御協力をいただいています。
授業では、通常の人文系の授業ではなかなか触れることないマルチメディア技術について分かりやすく解説していただきました。古典資料の電子情報化とその意義について考える重要な機会となりました。