2023年度 |
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秋田 維吹 |
太宰治『風の便り』収録作品の研究―作中の〈具体的読者〉に注目して― |
大澤 直人 |
三島由紀夫『愛の処刑』論 |
加藤 のん |
伊丹椿園『女水滸伝』の研究―白話小説と前期読本に着目して― |
篠原 美夏 |
和歌における時間表現語彙の運用に関する研究―あさぼらけ・あけぼの・あかつきを中心に― |
田中 聡一 |
敗戦直後の坂口安吾作品の研究―〈土地制度〉・〈農村/民〉・「私」語り― |
程 安峰 |
太宰治の『聊斎志異』―「清貧譚」「竹青」論 |
張 梓琳 |
豊島与志雄の大正期の都市小説―生活空間と揺らぐアイデンティティについて― |
武 錚 |
宮本百合子「二つの庭」論―女性たちから変化する「家」を読み解く― |
李 宗元 |
『大和物語』と『後撰和歌集』の関係性―私家集を軸にして― |
李 恬恬 |
平安朝竟宴詠史詩の研究 |
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2022年度 |
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一丸 奈央佳 |
俳画をめぐる諸問題―蕪村の俳画と渡辺崋山『俳諧画譜』を中心として― |
今坂 朋彦 |
昭和前期の新人作家―文芸雑誌を軸として― |
韓 子傑 |
村上春樹『蜂蜜パイ』における「家族の事情」 |
小林 颯馬 |
後藤明生「笑い地獄」論―「女性」が映し出す地獄の「構造」― |
鄧 羚 |
佐藤春夫「都会の憂鬱」試論―経済とジェンダーの観点から読む「家」の物語― |
ビンジョラ バクル |
谷崎潤一郎『ハッサン・カンの妖術』と芥川龍之介『魔術』におけるインドの表象―オカルト・他者性・アイデンティティを中心に― |
アラジャクルオール ブルジュ |
森鴎外の現代小説における「個人」と「社会」―〈木村物〉を通して― |
松本 成葉 |
『正治初度百首』四季部の配列と歌材に関する研究 |
楊 櫓 |
『扶桑集』についての考察―隠逸部を中心に |
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2021年度 |
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飯田 実花 |
『源氏物語』の邸第呼称 |
川渕 紗佳 |
宗祗の源氏学―『雨夜談抄』『種玉編次抄』を対象として― |
柴田 悠帆 |
中世鞍馬天狗伝説研究 |
樋口 純子 |
平安朝物語の絵入版本に関する研究 |
小松 拓矢 |
近松浄瑠璃の研究―『心中天の網島』を通して― |
池田 真紀子 |
後期読本における怪異的趣向の研究 |
上野 寛樹 |
葛西善蔵「湖畔手記」論――〈心境小説〉をめぐる諸問題と葛西の位置―― |
大西 萌木 |
谷崎潤一郎の〈家〉 |
陳 紫璇 |
太宰治『パンドラの箱』論―語られた女性たち― |
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2020年度 |
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川上 莉奈 |
『古今和歌集』の『万葉集』受容―「万葉集に入らぬ古き歌」をめぐる諸問題― |
中村 麻耶 |
『源氏物語』研究史における皇統について―1940年代以降の研究を中心に― |
徐 永林 |
『徒然草』における『論語』の受容についての考察 |
中山 紗恵 |
藤原行成の漢文学受容―『権記』を中心に― |
バシーフキナ・ソフィア |
『東海道名所』の考察―旅の表現技法に着目して― |
福山 美都 |
平安時代の長歌に関する研究―訴える対象を起点として― |
李 俊甫 |
十八世紀の抄録絵本 |
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2019年度 |
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黄 夢鴿 |
『文集百首』の研究―定家による新たな詠法を中心に― |
大野 暖奈 |
お伽草子『木幡狐』の研究―きしゅ御前の造型をめぐって― |
Tuni Edoardo |
百物語怪談集における娯楽性と教化 |
武久 真士 |
中原中也の定型詩 |
森島 真似子 |
矢田津世子の活動と受容―メディアと作家像に注目して― |
タルヴァイニーテ・エレナ |
星新一の初期作品の研究―科学・機械・人間― |
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2018年度 |
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稲本 紀佳 |
近世文学に見る「原忍者」像の変容―黒装束の事例から― |
櫛田 夏織 |
猪飼敬所『太史公律歴天官三書管窺』における考証の方法―律書・歴書の「釐正」を中心に― |
後藤 京 |
『源氏物語』考―〈あやにく〉表現を中心に― |
西出 春菜 |
讃岐俳壇考―安芸文江を中心に― |
HADZIC AMRA |
「父さん」からみた『ふるさと』―藤村童話における語り手と擬人化について― |
羽原 綾香 |
夏目漱石作品における〈子供視〉 |
福田 亮 |
安部公房『幽霊はここにいる』―「幽霊」の機能に注目して― |
藤野 育 |
文化五年本『春雨物語』「樊噲」論 |
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2017年度 |
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岩本 佳奈 |
三島由紀夫作品における女と女―「果実」を中心に― |
金 智慧 |
黙阿弥散切物の研究―「富士額男女繁山」「月梅薫朧夜」を中心に― |
兒島 佑美子 |
近世におけるキリシタン像の様相―物語的排耶書から近世演劇まで― |
シェー・ユーシュエン |
伊丹椿園『両剣奇遇』における語りと構造―善悪観を中心に― |
鈴木 加成太 |
黄表紙作者の文人意識について―前期・武家作者を中心に― |
尹 美羅 |
志賀直哉「襖」の表現構造―対照性に注目して― |
劉 陽 |
太宰治『竹青』論―「変身」に注目して― |
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2016年度 |
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伊藤 友紀恵 |
太宰治「女生徒」論―見られる「私」、呼びかける「私」 |
大坂 一裕 |
庄野潤三『夕べの雲』論―〈根づき〉の過程とその方法― |
岡部 祐佳 |
『万の文反古』論―序文と作品構造を手がかりに― |
楠川 和輝 |
浦上玉堂『玉堂琴士集』―陶淵明受容の重層性― |
白崎 真亜子 |
稲垣足穂『一千一秒物語』―本文異同を手がかりにして― |
宋 詞 |
『物語二百番歌合』の詞書について |
ティモシー・ジェイコブ・ズィ |
太宰治『思ひ出』論―作品における回想の方法 |
中井 陽一 |
近世中期の前句付俳諧に関する研究―大和国を中心に― |
藤村 杏美 |
宮地嘉六『煤煙の臭ひ』論―「体験派」という評価を超えて― |
前田 恵里 |
『源氏物語』における贈与・饗宴―「過差」を手がかりにして― |
森岡 綾子 |
『源氏物語』服喪考―服喪中の求婚譚を手掛かりに― |
守本 もえ |
川端康成『散りぬるを』論―初出テキストを視座として― |
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2015年度 |
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程 瑜莉 |
『三日太平記』論 |
鈴木 飛鳥 |
宮澤賢治「よだかの星」論―種という概念を導入して |
鈴木 沙也夏 |
『乙女の港』に於ける人物表象に関する研究 |
竹端 紀子 |
定家本『後撰和歌集』に関する研究 |
福田涼 |
三島由紀夫『蘭陵王』論 |
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2014年度 |
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黒田 翔子 |
『栄花物語』における省筆の研究 |
白須 宏樹 |
太宰治「パンドラの匣」論―恋愛を視座として― |
NAKAEMA OLIVIA YUMI |
十六世紀イエズス会宣教師における日本文学享受に関する研究―『天草版平家物語』を中心に― |
平井 華恵 |
春陽堂「新作十二番」の書誌的位相―明治中期における木版和装本の問題として― |
森 由衣子 |
『枕草子』章段区分の再検討 |
劉 方媛 |
祗園南海における中国古典詩論の影響 |
Liao Jing |
川端康成『みずうみ』論 |
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2013年度 |
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許 明善 |
伸子の新しさ―宮本百合子『二つの庭』『道標』を中心に― |
有澤 知世 |
江戸戯作の研究 ―上方読本の受容と江戸戯作間の影響関係― |
池田 弘明 |
太宰治『斜陽』論 |
川那邉依奈 |
太宰治『葉桜と魔笛』論 |
金 香花 |
芥川龍之介『奇怪な再会』論―「奇怪な再会」と「南京の基督」の両作品における、女性像に着目して― |
村岡 聖 |
小杉天外『はやり唄』論 |
山中 晋也 |
浄瑠璃における異見事の研究 |
楊 也 |
『枕草子』の表現方法 |
2012年度 |
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藤崎 裕子 |
元雅における「因果」-能《朝長》を手がかりに |
2011年度 |
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鹿末 陽子 |
『撰集抄』における和歌・美文表現の研究 |
瓦井 裕子 |
『源氏物語』正編における季節表現 |
金 寶恩 |
樋口一葉『大つごもり』―悪人になる決心― |
坂之上 紗織 |
撰者名注記から見る『新古今和歌集』 |
籔根 知美 |
馬琴読本の構成に関する一考察―文化五年から七年刊行の中編作品を中心に― |
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2010年度 |
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青山 絵美 |
『源氏物語』の算賀 |
今井 亮輔 |
近世落書文芸の考察 |
康 盛国 |
雨森芳洲の漢詩についての考察―『橘窓茶話』『芳洲詩集』を中心に― |
仲 沙織 |
『新可笑記』における親と子 |
ナルバンディアン カリナ ヤエル |
『源氏物語』における「物の怪」のきっかけと機能 |
宮川 真弥 |
『枕草子春曙抄』の成立過程についての考察 |
山本 悠子 |
兵庫口説の考察 |
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2009年度 |
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岩城 佐和 |
太宰治『女の決闘』考―語り手「私(DAZAI)」をめぐって― |
金 侖姫 |
樋口一葉『うつせみ』における狂気 |
詹 湘茹 |
泉鏡花『義血侠血』研究―白糸と欣弥の人物像を中心として― |
高濱 海穂 |
浅井了意の仏書―『父母恩重経話談抄』を中心に― |
竹田 さゆり |
泉鏡花『草迷宮』考―小次郎法師の役割を中心として― |
藤原 香織 |
『狭衣物語』における〈衣〉の意味 |
厖 康華 |
芥川龍之介の童話作品におけるキャラクター造形―『犬と笛』と『桃太郎』を中心に |
前田 泰良 |
西行の研究―釈教歌から探る西行像― |
宮本 正章 |
与謝野晶子『新訳源氏物語』に就きての考察 |
渡部 真由 |
『伊勢物語肖聞抄』についての考察 |
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