
トレンチ配置および墳丘測量図
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1.はじめに
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大阪大学文学部助教授福永伸哉より今回の調査について音声で解説を致します(やや専門的です)。
解説
(約800KB 右クリックで対象をファイルに保存してからお聞き下さい)
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勝福寺古墳は長尾山丘陵の先端部にあり、墳頂から川西市街を一望できる眺望のよい場所に位置しています。
この古墳は明治時代からその存在が知られ、古い形態の横穴式石室や出土した鏡などは、学史上きわめて重要な存在です。
しかし、墳形や墳丘規模などの点で明らかでないことも数多くありました。その一方で、明治から昭和の初めにかけておこなわれた土取り跡の崩落が進行し、石室の崩壊が懸念されるようになりました。
そこで今回、大阪大学考古学研究室と川西市教育委員会が7月21日から共同で調査をおこない、墳形の確認や古墳の崩壊状況を調査して参りました。
本日は、その成果を御覧いただきます。
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