■今日の調査成果

　2002年7月28日（日）掘削・精査

各トレンチとも調査が進展している。
前方部墳頂調査区では、昨日に引き続き撹乱坑の掘削を行った。

撹乱坑は深さが地表から１ｍ以上もあり、かなりの深さとなっている。

本日も北棺を検出するために、南に拡張した部分で表土はぎを行っている最中である。

川西市が１９７１年に調査したトレンチに関しては、北壁と南壁の土層断面図が完成した。		 撹乱坑を掘削中
前方部墳頂調査区を北から
手前では拡張区の表土はぎ を行っている
前方部墳頂調査区を北東から
前方部西トレンチでは西端部の掘削が終了した。
その結果、トレンチ全体で地山を検出した。

来週の写真撮影に備えて、壁面と床面の清掃中である。		 断面と床面の清掃中 前方部西トレンチを東から
東クビレ部トレンチでは、拡張区の掘削を引き続き行った。

本日も拡張区を掘削をしているときに、円筒埴輪と思われる破片を検出した。
 埴輪片を取り上げたところ
東クビレ部トレンチ拡張区を南から
前方部南トレンチでは拡張区の表土はぎを行っている。

拡張区でも地山が検出されている。
古墳の端（墳端）を確認しているところである。		 拡張区の表土はぎ
前方部南トレンチ拡張区を北西から
墳頂部南棺調査区では昨日に引き続き表面の精査を行った。南棺の北西部分の輪郭を検出した。

 南棺の西半分を精査中墳頂部南棺調査区を南東から
まとめ


勝福寺古墳発掘調査
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