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高橋照彦 たかはし てるひこ |
研究テーマ 日本考古学のうち、奈良・平安時代を中心に研究している。特に、日本古代の焼き物である三彩・緑釉陶器を通して、奈良・平安時代の文化や社会を明らかにしていこうとしており、今後は中国や朝鮮半島との比較研究も進めたいと考えている。焼き物以外にも、例えば銭貨についても研究に取り組んでおり、分析化学の研究者とともに共同研究を進めている。発掘調査の関係では、中国新彊ウイグル自治区に所在する、シルクロードのオアシス都市、ニヤ遺跡の日中共同調査などにも参加している。 |
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論文など 「平安初期における鉛釉陶器生産の変質」『史林』77-6(1994年) 「出土文物からみた平安時代の儀礼の・黶Eニその変化」『国立歴史民俗博物館研究報告』74(1997年) 「土器の流通・消費から見た平安京とその周辺」『国立歴史民俗博物館研究報告』78(1999年) 「日本における銭貨生産と原料調達」『国立歴史民俗博物館研究報告』86(2001年) 「正倉院三彩の伝来過程と製作契機」『仏教芸術』259(2001年) 学会・その他 考古学研究会。東洋陶磁学会。 |