1839年にスコットランドのイールドン・ヒルズから取られた牧場の名前に町の名は由来する。ヨーロッパ人による入植以前は、Taungurongのアボリジナルの居住地であった。1867年に金が発見され、鉱山は最盛期には100人を雇用した。この頃から材木の伐採も始まり、現在イールドン湖の周辺に見られる森のほとんどは、再生した森である。シュガーロウフ・ダムが1922年に完成し、27年貯水池に水が満たされ、これによってゴールバーン川の潅漑能力は倍増した。1950から55年の拡張工事でイールドンのタウンシップが生まれ、イールドン貯水池は当時南半球第2の貯水能力を誇った。現在この地域は国立公園や州立公園となっており、町はリゾート地になっている。

　藤川隆男0703