ゴールズワーシーは鉄鉱石生産のための鉱山の町であり、BHPや日本の資本によって開発されている。1880年代に西オーストラリアの植民地長官を務めたR.T.ゴールズワーシーにちなんで命名された。1961年に鉱物探索が開始された。鉱物の発見に続いて、ポート・ヘドランドとこのタウンへと延びる177キロの鉄道が建設された。1967年に正式にタウンが成立し、西オーストラリアで最初の「鉄鉱の町」となった。1966年、ピルバラ地方からの最初の鉄鉱石輸送が行われた。1973年に鉄道がシェイ・ギャップShay Gap、ケネディ・ギャップKennedy Gapへと延長された。

　津田博司・藤川隆男0203