名前はアボリジナルのことばでgoona winnah(あひるのフンの意味)に由来していると言われる。白人の入植以前はカミラロイのあるいはBigambulのアボリジナルの居住地であった。1838年、ガンダウィンディー牧場が現在の州境の南に作られた。1846年ごろまでには付近にカランドゥーン牧場などいくつかの牧場が建設された。カランドゥーンには太平洋諸島から多くの労働者が連れてこられた。1859年植民地が分割された時に税関が作られた。現在では1890年頃の建物が修復され博物館として残されている。マキンタイア川Macintyreにかかる橋はクィーンズランドとニューサウスウェールズの境界を越える主な交通手段であった。現在の橋は1914年のものである。1872年から94年には国境警備隊がニューサウスウェールズとの密貿易を取り締まった。1888年に地方自治が始まった。1908年には鉄道が敷かれ、新しい発展が開始された。

　1950年代頃からこの地域では、新しい技術も導入され、作物の種類も増え、農業が大きく発展した。町は綿花や牛肉を生産する農業地帯の中心として繁栄している。また、ワギャンバWaggamba郡の行政の中心地でもある。

　安井倫子0902