名前は「斧で膝蓋腱を切断する」、または「流れに遡って進む」という意味のアボリジナルの言葉gundabandoobingeeに由来する。この地域ではガンディGundyと呼ばれている。町はかつてウィラージューリー・アボリジナルWiradhuri Aboriginalの土地であった。

　1826年頃に最初のヨーロッパ人入植者が入植した。1829年にはチャールズ・スタートがマランビジー川Murrumbidgee River探検の途中に町を通過した。メルボルンへの道の途中にある村が、1838年に官報に公示され、1840年に測量された。1843年までに郵便局が設立された。1852年にもとの村は洪水により破壊され、250人の住人のうち83人が溺死し、71の建物が倒壊した。多くの人々がこの地方のアボリジナルたちによって救われたことが記録に残っている。洪水の後に町は丘の斜面に建て直された。フランシス・カデルFrancis Cadellの蒸気船オールバリー号Alburyが南オーストラリアのグールワからの3,000キロの旅の後、1858年にこの地に到達した。1859年には裁判所が建てられた。ベン・ホールとその一味は1864年に郵便馬車を襲っている。1879年にはキャプテン・ムーンライトと警察の銃撃戦が起こった。マランビジー川に架かる最初の橋が1867年に建設された。1860年代には近くの町で金が発見され、1894年に再び発見された。1886年には鉄道が開通し、1889年には自治体になった。町はポピュラーソングの‘Nine Miles from Gundagai’を記念して1932年に作られた食料品箱の上の犬Dog on Tuckerboxで有名である。現在、牧畜地帯のサーヴィス・センターになっており、ヒューム・ハイウェイから出て、昼食をとったり、ティータイムを楽しむには、ちょうどよい町である。

　見国裕也1201