町の名は、1873年にこの地域を探検したアーチボルト・マクミランArchibald Macmillanの妻ローラ・ヒューズLaura Hughes に由来する。マクミランはローラ川を命名した。翌年から牧牛業者が入植を始めた。白人の入植以前はKokowarraの人々が居住しており、世紀末近くまで伝統的な生活を送っていたが、牧畜業の発展によりその姿を消した。パーマ川の金採掘地区への中継地として栄えた。1888年に鉄道が開通し、クックタウンからパーマ金鉱への鉄道の終着駅となった。ローラには、アボリジナルによる多くの壁画が残されており、中には15,000年前にさかのぼるものもある。クウィンカンQuinkanと呼ばれる巨大な悪霊の像はとりわけ有名である。町の住民の多くはアボリジナルである。

　三木一太朗0902