1821年、当時総督であったマクウォリーによって、町はスコットランドにある都市にちなんで名づけられた。少なくとも1809年までには、この地域の土地の交付が開始された。入植は1814年に始まっている。マクウォリーによって、町を建設する土地の選定が1821年に行われた。同年、サウス・エスク川を渡るフェリーの運行が始まり、ロンセストンまでの道路も開通した。馬車による長距離便は1832年に始まった。1826年に最初のホテル（現在のジョリ・ファーマー・イン）が建設された。1836年、タウンとして公示された。1871年に鉄道が開通。1842年に造られたパース・ブリッジは、囚人により建造された橋としてはタスマニア最大のものであったが、1929年に洪水によって破壊された。1931年に再建された橋も、1971年に流失している。ロンセストンに近いことから、近年ベッドタウンとしても利用されている。ナショナル・トラストは町の建物を40以上リスト・アップしており、その中でレザー・ボトル・インThe Leather Bottell Innは最古の建物で、1830年の建築である。

　津田博司・藤川隆男0403