イングランドのウィルトシアWiltshireの地名に由来するといわれる。19世紀の建物で有名な街であり、歴史都市に指定されている。オーストラリアで最もイギリス的な村と称される。白人の入植以前は先住民Tyerrernotepannerの居住地であった。1823年測量が行われ、1828年タウンとなる。タスマニアの北西部の玄関口として設計された。1833年にはじめてのホテル、フィッツパトリックス・インの認可が出され、1841年から数年をかけてトマス・ホワイトによってホワイト・ハウスが建てられた。1850年代はじめに、多くのアイルランド系軍人の年金受給者（退役軍人）が移り住んだ。1863年には自治体となった。現在、周辺地域では農牧業が盛んであり、林業も行われている。

　山崎雅子1001