社会人大学院生のみなさんへ
大阪大学西洋史学研究室では、社会人の方々にも広く門戸を開いています。2004年には、社会人として入学された女性大学院生を招き、大学院教育や研究室での学びについて自由に語っていただきました。その内容は『パブリック・ヒストリー』第2号「特集 社会人入学女性大学院生」に掲載され、研究室の雰囲気を社会人の視点から紹介しています。
この特集を女性に焦点を当てたのは、研究室が性別に関わらず誰にでも開かれていることを示すためでした。実際には、男性の社会人学生や博士号取得者も議論に参加し、ともに研究を深めています。研究会で出版された『空間のイギリス史』にも、社会人出身の方々が執筆者として加わりました。
これまでにも多くの社会人が研究室に入学し、整備された環境で学びを進めてきました。近年は社会人の応募者がやや減少傾向にありますが、研究室では引き続き社会人の参加を歓迎しています。研究を本格的に始めたいと考えている方は、ぜひ一度研究室にお越しください。遠方の方はメールや電話でお問い合わせいただけます。まずはぜひ「特集 社会人入学女性大学院生」をご覧いただき、西洋史学研究室がどのような学びの場であるかを知っていただければと思います。