Heritage Walk1


The Leichhardt Tree

マッカイのパイオニア川沿いに有る
この大木は1862年に帆船プレストが
最初に来航して以来、多くの植民者
、先住民、船、物資がこの下を通過
するのを見守ってきた。多くの船が
この木に繋留された。ほどなく波止
場、倉庫などがリバー・ストリート沿
いに建設された。1923年に鉄道が
敷設され、1939年に外港 the Outer
Hurbourが完成するまでマッカイの
歴史の中心であり続けた。

Police Station

この建物は元々マッカイの裁判所
であった。柱廊式ポーチのついた
古い煉瓦作りの建造物である。18
85年から1886年にかけてトマス・ケ
レハーThomas Keleherによって建
設された。デザインはジョン・ジェイ
ムズ・クラークJohn James Clarkに
よる。現在も警察署として使われて
はいるが、1997年に本署としての
役割は新しい建物に譲っている。

The Court House

1930年代の州政府の公共建造物に
よく用いられた堅牢な新ジョージア様
式で建てられている。1938年、州議会
議員であったウィリアム・フォーガン・
スミスWilliam Forgan Smithによって礎
石が置かれた。2本の円柱にはさまれ
た中央入口には上下階にベランダが
ついている。1階の窓には装飾を施さ
れた腕木で支えられたひさしがつけら
れている。また屋根には飾り尖塔もつ
けられている。
The Commonwealth Bank
この建物はフランシス・ドラモンド・グレ
ヴィル・スタンレイFrancis Drummond
Greville Stanleyによってデザインされ、
アーサー・ジョスリングArthur Josling
が建築を行った。マッカイの最も古い
商業用の建物である。1880年に建設
され、1981年からオーストラリア合資銀
行として営業を開始した。煉瓦造りと
漆喰でていねいに仕上げられた建造
物であり、1978年には英連邦銀行によ
って大規模な改装が行われたが歴史
的景観は保存されている。2階にはか
つて銀行支配人とその家族が居住し
ていたこともある。
Leichhardt Hotel
1881年に伝統的なクィーンズランド
様式で建設され、リヴァー・ヴュー・
ホテルとして知られている。サトウ
キビ労働者、木曜島の真珠貝ダイ
ヴァー、波止場で働く人々の常宿
場であった。1880年頃、10メートル
以上もある世界最大級のワニが下
流の土手で寝そべっているのを、
ホテルのヴェランダにいた人が発
見した。その後このワニは下流の
堤防から撃ち殺された。以来、ホテ
ルは「飛び跳ねるトカゲThe Leaping
Lizard」とも呼ばれている。