『續ソフトボール實録長編』卷五,二〇〇七年秋之條
伊藤一馬 撰
●第一試合(対国文学戦)
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 計 |
東洋史学 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
国文学 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1+1 |
初戦の相手は
●第二試合(対英米文学戦)
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 |
東洋史学 | 0 | 0 | 2 | 2 | 4 | 1 | 9 |
英米文学 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2+1 |
二試合目は強力打線が売り物の英米文学と対戦。東洋史は組長・Y崎が久しぶりに先発した。二回までは両者無得点で静かな展開であったが、三回から試合の展開は一変。東洋史が2点を先制すると、すかさず英米文学も2点を奪い同点。緊張感が漂う展開の中、東洋史は四回に失策絡みで2点を勝ち越して流れをものにする。五回には打者一巡の猛攻で4点を奪って試合を決定づけた。
●第三試合(対日本史学戦)
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 |
東洋史学 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 3 | 7 |
日本史学 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
●第四試合(対西洋史学戦)
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 計 |
東洋史学 | 2 | 5 | 0 | 2 | 0 | 9 |
西洋史学 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0+2 |
最終戦の相手は西洋史学。近年は戦力不足に悩んでいるとは言っても、油断の出来ない相手である。最終戦が始まる前に東洋史と国文学(最終戦は英米文学戦)が2勝1分で並んでおり、絶対に落と
西洋史に勝利して最終成績を3勝1分とした東洋史は、国文学の試合の結果を待つことになった。そして「国文学敗れる」の報が伝えられ、東洋史の春秋連覇が決定した
●祝勝会
大会終了後、東洋史研究室において祝勝会が行われた。今回も残念ながらM安総監督のご臨席はかなわなかったが、みな大いに盛り上がり、勝利の美酒に酔いしれた。恒例の成績発表では、
| | 成績 | 打率 | 出塁率 | 打点 |
| Y本(1) | 14打数8安打 | .571 | .667 | 2 |
| O坪 | 8打数4安打 | .500 | .556 | 3 |
| I藤 | 16打数6安打 | .375 | .436 | 3 |
| O谷 | 14打数5安打 | .357 | .357 | 5 |
| T辺 | 16打数7安打 | .438 | .500 | 6 |
| Y崎 | 8打数4安打 | .500 | .500 | 1 |
| T田 | 4打数2安打 | .500 | .600 | 1 |
| K川 | 10打数3安打 | .300 | .364 | 1 |
| S木(K) | 4打数1安打 | .250 | .250 | 0 |
| M原 | 12打数6安打 | .500 | .538 | 2 |
| M木 | 5打数3安打 | .600 | .818 | 1 |
| S藤 | 5打数1安打 | .200 | .200 | 0 |
| Y内 | 1打数1安打 | 1.000 | 1.000 | 0 |
| N田 | 1打数0安打 | .000 | .000 | 0 |
| I野 | 1打数0安打 | .000 | .000 | 0 |
| 合計 | 119打数52安打 | .437 | .485 | 25 |
(
●選手列伝
・Y本(1)(D2)
・O坪(D5)
五番・右翼手。
・I藤(M1)
二番・三塁手。
・T辺(M2)
三番・左翼手。西洋史戦で満塁本塁打を放つなど
・O谷(M1)
四番・一塁手。言わずと知れた
・T田(D1)
三塁手。移籍一年目で早くも主力として定着。
・K川(4)
二塁手。初戦の国文学戦では急遽捕手となったが、それが大いに奏功した。
・M原(4)
中堅手。今季ついにO坪から念願の
・M木(3)
投手・二塁手。日本史学戦で先発に抜擢される。
・S藤(D1)
投手。今季二試合(国文学戦・英米文学戦)に先発。
・Y崎(4)
投手・一塁手。東洋史の組長。英米文学戦で先発。久しぶりの先発ながらも、
・S木(K)(D5)
捕手。常に大声で選手を叱咤激励する(敵にヤジも飛ばす)
●応援列伝
・Y内(助教)
日本史戦から駆けつけ、選手を鼓舞する。日本史の面々から「Y内コール」が湧き起こるがI藤が無視したため日本史戦での出場はならず。英米文学戦の先頭打者として打席に立つと、
・I野(4)
今季も
・N田(4)
今季念願の
・H手(4)
東洋史応援団の貴重な一員。出場はならなかったが今季はじめて優勝を目撃し、
・S木(R)(3)
今春の初参加からいまだ敗北を見ていない