大学院入試

美学研究室では、哲学の一分野としての美学のほか、工芸やデザインにかかわるテーマの研究をおこなうことができます。美学研究室では、多様な関心を受け入れていますので、学生みずから自分の専門分野を定めて、一つの分野の専門家となることがもとめられます。たとえば、美学の他の分野としては、現代アートや、染織・衣服・陶芸・文字・景観などが考えられます。ただし、美学それ自体を研究するのでなくても、芸術について論じるための基礎として、美学という学問の問題について知っておきたいです。美学研究室では、事実関係を明らかにするだけでなく、問いを深めていく態度がもとめられます。


筆記試験では、博士前期でも、博士後期でも、一般選抜でも、社会人選抜でも、留学生選抜でも、試験を通して3つの力を見ます。(1) 美学という学問において何が論じられてきたのかの理解 (2) 芸術にかんする英文の読解力 (3) 芸術やそれに類する事柄について論じる文章力です。口頭試験では、研究テーマにたいする理解の度合いをみたいと思います。大学院の試験にあたっては3つ準備したいことがあります。(1) 美学の問題について知っておく (2) 必要な英語文献を読みこなせるようにしておく (3) 自分の研究に関連する事柄について論説できるようにしておく。試験について詳しくは募集要項でご確認ください。


筆記試験に向けて、美学の用語の解説ができるよう準備しましょう。美学では、美的価値・美的性質・美的判断・美的経験といったことが議論されましたが、美的という語の意味合いについて理解しておく必要があります。加えて、芸術・表現・創造・作品・形式・虚構といった語をめぐって従来どんな議論がなされてきたか知りましょう。以上の勉強は、芸術やそれに類するものを論じるときに役に立ちます。美学について知らない人は、美学の入門書を読んでから、美学の事典やそれに類する書物のうち自分の研究にかかわる項目から読みましょう。美学を専門とする人は、美学史および美学理論にかかわる本を一通り読んで理解しておきます。


筆記試験に向けて、英語で書かれたテキストを読むのに慣れておきましょう。そのために普段から、研究に必要な知識をつとめて英語で得るようにしたり、自分の研究のために多くの英語文献にあたるよう心がけてください。筆記試験では英語のテキストの読解力をみますが、英語で議論をおこなう力や、英語以外の外国語の力も重視します。口頭試験において尋ねますので、語学力を証明できるものや外国語での活動実績がありましたら見せることができるようにしてください。大学院では、国際学会において発表をおこなったり、英語で論文を書いて投稿したりしますので基礎力を養っておいてください。


筆記試験に向けて、少なくとも自分の研究にかかわる事柄については踏み込んだ説明できるようにしてください。自分の関心のある事柄について根本から分かりやすく説明できることは、事柄への反省を深めていく一歩です。大学院では、自分が何について論じるのか、なぜそれについて論じるのか、それについて論じることにどんな意味があるのか、他の人に説明できることが厳しくもとめられます。美学研究室では、多種多様な関心を持った人が集まってきますのでなおさら重要です。論述の前置きの文章のひながたを作成していますので、自分の研究概要をこれに従って書いてみるといいでしょう。

大学院入試

美学研究室では、哲学の一分野としての美学のほか、工芸やデザインにかかわるテーマの研究をおこなうことができます。美学研究室では、多様な関心を受け入れていますので、学生みずから自分の専門分野を定めて、一つの分野の専門家となるように学びます。たとえば、美学の他の分野としては、現代アートや、染織・衣服・陶芸・文字・景観などが考えられます。ただし、美学それ自体を研究するのでなくても、芸術について論じるための基礎として、美学という学問の問題について知っておきたいです。美学研究室では、事実関係を明らかにするだけでなく、問いを深めていく態度がもとめられます。


筆記試験では、博士前期でも、博士後期でも、一般選抜でも、社会人選抜でも、留学生選抜でも、試験を通して3つの力を見ます。(1) 美学という学問において何が論じられてきたのかの理解 (2) 芸術にかんする英文の読解力 (3) 芸術やそれに類する事柄について論じる文章力です。口頭試験では、研究テーマにたいする理解の度合いをみたいと思います。大学院の試験にあたっては3つ準備したいことがあります。(1) 美学の問題について知っておく (2) 必要な英語文献を読みこなせるようにしておく (3) 自分の研究に関連する事柄について論説できるようにしておく。試験について詳しくは募集要項でご確認ください。


筆記試験に向けて、美学の用語の解説ができるよう準備しましょう。美学では、美的価値・美的性質・美的判断・美的経験といったことが議論されましたが、美的という語の意味合いについて理解しておく必要があります。加えて、芸術・表現・創造・作品・形式・虚構といった語をめぐって従来どんな議論がなされてきたか知りましょう。以上の勉強は、芸術やそれに類するものを論じるときに役に立ちます。美学について知らない人は、美学の入門書を読んでから、美学の事典やそれに類する書物のうち自分の研究にかかわる項目から読みましょう。美学を専門とする人は、美学史および美学理論にかかわる本を一通り読んで理解しておきます。


筆記試験に向けて、英語で書かれたテキストを読むのに慣れておきましょう。そのために普段から、研究に必要な知識をつとめて英語で得るようにしたり、自分の研究のために多くの英語文献にあたるよう心がけてください。筆記試験では英語のテキストの読解力をみますが、英語で議論をおこなう力や、英語以外の外国語の力も重視します。口頭試験において尋ねますので、語学力を証明できるものや外国語での活動実績がありましたら見せることができるようにしてください。大学院では、国際学会において発表をおこなったり、英語で論文を書いて投稿したりしますので基礎力を養っておいてください。


筆記試験に向けて、少なくとも自分の研究にかかわる事柄については踏み込んだ説明できるようにしてください。自分の関心のある事柄について根本から分かりやすく説明できることは、事柄への反省を深めていく一歩です。大学院では、自分が何について論じるのか、なぜそれについて論じるのか、それについて論じることにどんな意味があるのか、他の人に説明できることが厳しくもとめられます。美学研究室では、多種多様な関心を持った人が集まってきますのでなおさら重要です。論述の前置きの文章のひながたを作成していますので、自分の研究概要をこれに従って書いてみるといいでしょう。