今日の調査成果

 2004年8月11日(水) 
調査区の掘削

本日は掘削が本格化してたくさんの遺物が出土しています。
トータルステーションという機械を使って、国土座標を測定しています。自分たちが調査している場所を、地図上に表すためです。
国土座標測定中
毎日さまざまな遺物が出土しています。これは、緑釉陶器素地(そじ)の碗(わん)の底の部分です。
ガケ面調査区緑釉陶器素地出土状況
灰原とは、窯で土器を焼いた際にでる灰や失敗品を廃棄する場所です。

今回の発掘では、この灰原層の検出が窯の構造を理解するための大きな鍵となっています。
ガケ面調査区(黒い土は灰原層)
まとめ
 各トレンチとも調査が進んで、新たな情報が得られました。一部のトレンチでは激しい日差しのもとでの作業となっていますが、皆それぞれに頑張っております。
篠大谷3号窯
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