篠大谷３号窯2004

−　2004年度大阪大学夏期発掘調査フィールドワーク　−

大阪大学考古学研究室では例年夏季に発掘調査を行い、調査を通じて研究および考古学実習の学習活動を進めているところです。本年度は、昨年度より分布調査ならびに測量調査を続けてまいりました、京都府亀岡市篠窯跡群におきまして、亀岡市教育委員会のご協力のもと、下記の通り、発掘調査を行うことになりました。篠窯跡群は、平安時代に平安京を始め全国各地に須恵器を供給し、また緑釉陶器生産も行っていた一大窯跡群として知られています。本年度の調査は、篠窯のうちでも調査がほとんど行なわれていない鵜ノ川北岸、大谷地区を対象にしております。

＊ここで紹介する調査所見はあくまでも未確定のものであることにご注意ください。発掘現場ではさまざまな可能性を考えながら慎重に掘り進めて行きますが、あらたな事実の発見、調査団内での議論によって、前日までの解釈が大きく変わることがしばしばあります。

９月４日をもちまして、
約一ヶ月にわたる今年度の発掘調査が無事に終了いたしました。
調査にご協力頂いた皆様、また、このホームページをご覧になって下さった皆様に、
この場を借りて、厚くお礼申し上げます。

ＩＮＤＥＸ

日々の調査成果

篠窯の概要と今回の調査計画

調査中、毎日お伝えしてきた「今日の調査成果」を閲覧することができます。

篠窯の概要と今回の発掘調査の計画について述べます。

中学生・高校生のみなさんへ

アンケート　は終了しました

今年の発掘について、中高生の皆さんにわかりやすく解説します。

アンケートのご協力ありがとうございました。

用語解説

現地説明会資料

専門用語について、わかりやすい解説を載せました。

8月28日に行われた現地説明会で配付された資料です。

調査地測量図　　　　　　　　調査区配置図