研究室だより (2014.10.〜2016.3.)
目次

卒業式・学位授与式&東洋史研究室追い出しコンパ(2015.3.25)

  3月25日、大阪城ホールにて大阪大学の卒業式・学位授与式が行われた。本研究室では、8名が学部を卒業し、3名が修士号を、1名が博士号を取得した。

 夜には文学研究科大会議室にて追い出しコンパが行われ、卒業・修了生たちを盛大に送り出した。会では、卒業・修了生が研究室での思い出や今後の抱負を語った。また在学生・教員からは送辞が述べられ、新たな門出を迎える面々の前途を祝したのである。(I.K.)

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博士論文公開審査(2015.2.10)

 2014年12月に提出された新見まどか(博士後期課程)の博士論文「唐代藩鎮と東部ユーラシアの歴史的展開」の公開審査が、2015年2月10日(火)に文学研究科棟本館・中庭会議室にておこなわれた。まず申請者が論文概要を述べた後(約30分)、主査の荒川教授(約30分)、次いで副査の片山教授・桃木教授・田口准教授(各10〜15分) が試問・コメントし、最後にフロアからの質疑がおこなわれた。学内の教員・学生・院生、本学名誉教授の森安孝夫先生のほか、学外から森部豊先生(関西大学)・山内晋次先生(神戸女子大学)にも参加していただき、活発な議論が交わされた。(Y.K.)

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荒川正晴教授還暦記念パーティー(2015.1.18)

 1月18日、石橋において荒川正晴教授の還暦を祝賀する宴が催された。今や名だたる大学教授から学部生に至るまで、歴代の数十名もの門下生が参集し、左右両翼をなして酒食を共にした。宴は盛大に催され、学生たちからの信望の厚さをうかがわせるものとなった。宴も酣になると、学生らの手によって御名入りのボールペンと色紙、そしてケーキが献上された。荒川教授の末永いご健康とご活躍をお祈り申し上げたい。(N.Y.)

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桃木至朗教授、ベトナム北部および中国広西省にて学術調査(2014.12.16-2015.1.3)

 2014年末から2015年頭にかけて、本研究室の桃木至朗教授、名古屋商科大学の松尾信之教授、名古屋大学の林謙一郎教授が中心となってベトナムの東北地域および中国の広西省で学術調査をおこない、本研究室からは吉川和希、多賀良寛(共に博士後期課程)が参加した。

 今回の調査では北部ベトナムと広西を結ぶ交通路を辿り、交易拠点や鉱山跡などを踏査したほか、河川交通の要衝に存在する華人の会館を訪れ、釣鐘や石碑などの現地史料を収集することができた。また調査中には広西民族大学(南寧市)との間に学術討論の場が設けられ、日・中の研究者が交流を深め合う貴重な機会となった。(Y.K.)

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第5回国際ワークショップ「近代東アジア土地調査事業研究」(2014.11.22-23)

 片山剛教授が代表を務める、科学研究費補助金(基盤研究A)「中国における土地領有の慣習的構造と土地制度近代化の試み」の研究報告の一環として、2014年11月22日から23日にかけて、大阪大学豊中キャンパスにて第5回国際ワークショップ「近代東アジア土地調査事業研究」が開催された。各報告の題目とコメンテーターは以下の通り。

 今回のワークショップは本科研の集大成かつ次期への架け橋となるものであり、ゲスト報告を含めて活発な議論が交わされた。内容の詳細は、本年度末に刊行予定である本科研のニューズレター(第6号)に掲載予定である。(Y.H.)

集合写真
集合写真
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猪原達生(博士後期課程)、史学会にて研究報告(2014.11.9)

 11月9日(日)、東京大学本郷キャンパスで開催された第112回史学会大会において、本研究室の猪原達生(博士後期課程、日本学術振興会特別研究員)が「「甘露の変」再考」と題する研究発表を行った。発表では唐後期に発生した宦官の権力闘争の構図と宦官集団の性格について検討し、従来官僚・皇帝との関係で論じられてきた「甘露の変」を、宦官内部の問題として新たに意義付けた。(I.T.)

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秋期ソフトボール大会(2011.11.4)

 11月4日(火)、秋季ソフトボール大会が猪名川河川敷のグラウンドにて開催された。試合の模様は『続ソフトボール実録長編』二〇一四年秋之條に詳述する。

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大阪大学大学院・文学研究科・東洋史学研究室