第1回:授業のガイダンス・地域調査実習の概要
実施日時
4月11日(月)16時20分~17時50分
経過
最初に授業についてのガイダンスを行い、人文地理学や地域調査実習の説明、航空写真を用いての立体視を行った。最後に、人文地理学研究室におけるコンピュータ利用のルールについての説明があり、各手順は学生が実際にコンピューターを操作して行われた。
第2回:地域調査実習の準備方法、地形図の読み取り
実施日時
4月18日(月)16時20分~17時50分
経過
最初に地域調査実習のスケジュールのたて方につい手の説明が行われ、事前調査の重要性等を学んだ。また日本や世界における地域調査、統計調査の歴史や意義についての講義があり、最後に地形図が各自に配布され地形図の読み方やたたみ方などについてのレクチャーが行われた。
授業風景

地形図の読み取り。凡例や測地系についての説明を受けている。
第3回:阪大周辺での野外実習
実施日時
4月25日(月)16時20分~17時50分
経過
今回は阪大周辺の自然や建築物を巡る野外実習を行った。文学部本館前にある浪高庭園からスタートし、学生センター近くのため池、イ号館、阪大坂下にある火葬墓、総合学術博物館、待兼山、大高の森周辺というルートを巡った。
浪高庭園では、庭木のバランスや風の影響を受けて成長する樹木を観察し、イ号館ではその意匠や天井の高さを鑑賞した。ため池周辺や博物館では阪大周辺の環境の変遷や活断層の存在を知り、待兼山では三角点を間近で見、大高の森では旧制大阪高等学校に関わるモニュメントを巡った。要所要所で堤先生の植生やそこに関わる歴史についての説明を受けた。
以上、大変内容の濃い実習であった。
授業風景

ため池の近くにて。時計の針を使って方角を調べる。

ため池周辺の植生についての解説。

登録有形文化財建造物でもあるイ号館にて。昔はここに地理学教員室が存在した。

大高の森にて。大高とは大阪大学の前身の一部である旧制大阪高等学校のこと。