勝福寺古墳の概要と発掘調査計画 | |||||||||||||||||
勝福寺古墳発掘調査の概要 兵庫県川西市火打2丁目に所在する勝福寺古墳は、近畿地方でも数少ない初期の横穴式石室をもつ6世紀初頭の有力古墳として古くから知られています。大阪大学考古学研究室では2000年から本古墳の調査を行なっており、今年はその最後の年として、残る課題を解明をするため、約3週間の発掘調査を行ないます。 |
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今年の調査の目的と計画 昨年までの調査では、おおよそ以下のような成果を得ることができました。
以上のようにこの3年間の調査で多大な成果を得ることができました。しかし、墳形の細部については不明な部分があり、石室前庭部の構造がどのようなものであるか等、不明な点も多くあります。今回は、昨年夏に新たに判明した⑦の状況と⑧の石室構造を明らかにするために、後円部前庭部に調査区を設定しました。 ![]() (トレンチ配置図) ![]() |
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勝福寺古墳発掘調査 | |||||||||||||||||
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