研究会・学術・学習情報
『パブリック・ヒストリー』
◆◇ 第2号(2005年2月出版) ◇◆
杉本淑彦「ヴィヴァン・ドノン『ボナパルト将軍麾下の上下エジプト紀行』の200年」、1-18頁


ジョン・ブルーア(水田大紀訳)「ミクロヒストリーと日常生活の歴史」、19-37頁

ヴァルター・デーメル(中村武司訳)「近世ヨーロッパにおける日本人と中国人のイメージ:身体的特徴・習俗・技術 ―極東の文化へのさまざまなアプローチの比較―」、38-59頁

レオス・ミュラー(玉木俊明訳)「スウェーデン東インド会社と茶貿易 1731-1813」、60-72頁

特集:社会人入学女性大学院生
―狩猟・ピアノ・女学校・フェミニズム・人種―
編集責任者:藤川隆男 73-103頁


フォーラム:白人性と帝国
編集責任者:藤川隆男 105-125頁


頼 順子「中世後期の戦士的領主階級と狩猟術の書」、127-148頁


コラム 情報と歴史
津田博司「情報空間としての講義室」、149-153頁

書評 154-156頁
米田 誠「藤川隆男編『オーストラリアの歴史 ―多文化社会の可能性を探る―』」
竹中 徹「岡崎勝世著『世界史とヨーロッパ ヘロドトスからウォーラーステインまで』」
鷲田睦朗「土岐健治著『はじめての死海写本』」
中尾恭三「周藤芳幸・澤田典子著『ギリシア遺跡事典』」

第9回ワークショップ西洋史・大阪 報告要旨 158-161頁
- 水田大紀(大阪大学大学院)「受験とクラミング―19世紀イギリスにおける官僚への「競争精神」の浸透―」
- 頼順子(大阪大学大学院)「中世後期の戦士的領主階級における狩猟と狩猟術の書」
- 上山益己(大阪大学大学院)「近代ヒストリオグラフィにおける十字軍像の変容 ―オリエンタリズムについての一考察―」
- 北村陽子(名古屋大学大学院)「自治体福祉から「社会的都市」へ ―第一次大戦期 都市フランクフルト・アム・マインにおける家族支援制度の発展―」
- 大西吉之(富山大学)「孤児の運命をつかさどるもの ―近世オランダの都市救貧を巡る一考察―」
- 川北 稔(名古屋外国語大学)「言説としての産業革命」

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