研究会・学術・学習情報
『パブリック・ヒストリー』
◆◇ 第5号(2008年2月出版) ◇◆


バーバラ・レヴィック(中尾恭三訳)「ローマ時代の2つのプリュギア共同体 ─対比と補完─」、14-33頁

シリーズ特集 歴史学の「国境」第2回
秋田 茂「グローバルヒストリーの挑戦と西洋史研究」、34-42頁

安井倫子「1960 年代初頭フィラデルフィアにおける平等雇用をめざした黒人の闘い ─アファーマティブ・アクションとコミュニティ再生─」、43-56頁


田中晶子「<研究ノート> 戦後西ドイツにおける「アメリカ化」 ─アメリカ化の概念史的検討─」、57-67頁


書評 68-82頁
- 伊藤 祐「長井伸仁『歴史がつくった偉人たち 近代フランスとパンテオン』」、68-72頁
- 米澤理奈「Shelley Baranowski, Strength through Joy: Consumerism and Mass Tourism in the Third Reich」、72-76頁
- 和田華子「浅野豊美編『南洋群島と帝国・国際秩序』」 、76-80頁
- 鷲田睦朗「<翻訳紹介>ピーター・ブラウン著 足立広明訳『古代末期の形成』」、80-82頁

第12回ワークショップ西洋史・大阪 報告要旨・題目 84-87頁
- 森本慶太(大阪大学大学院)「20世紀初頭スイスにおける観光政策の形成」
- 田中晶子(大阪大学大学院)「西ドイツAPO運動における「公共圏」 ─1960年のハンブルクSDSの広報活動─」
- 上野久美子(名古屋大学大学院)「アッティカにおける在留外人と墓碑」
- 塚本栄美子(岐阜聖徳学園大学)「宗教局決定にみる近世ブランデンブルク選帝侯領」
- 平沢正樹(広島大学大学院)「チャールズ・グラントのインド統治論と1813年の東インド会社の特許法改正 ─英領インドにおけるミッション活動をめぐって─」
- 江口布由子(九州工業大学)「〈子どもの教育〉をめぐる国家と家族の相克 ─1880年代オーストリアにおける「ターフェの社会政策」から─」

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