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利用条件 |
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オーストラリア辞典2003、当面の利用の方法(2003年6月30日現在)オーストラリア辞典は第1期計画の約3分の2、1292項目が一応完成しました。その主な項目は、地名、人名、歴史的事件、各種スポーツの歴史、一般的事項の歴史などです。歴史関連の事項は、伝統的な歴史学に関連する事項をまず取りあげているので、女性史や先住民の歴史についてはまだ対応が十分ではありません。 地名は、ニューサウスウェールズ、ヴィクトリア、南オーストラリア、タスマニア、西オーストラリア、ノーザンテリトリー、クィーンズランドのほとんどの主要都市とタウンの項目が完成しています。 人名や組織名についても同様です。見出し語は英語と日本語の両方を掲げてありますが、英語で検索するほうが、より確実に必要な項目にヒットします。 日本語で検索するときには、参照した本によってこの辞典と訳語が異なったり、英語の固有名詞を日本語にする場合に使用するカナ書きが異なっていると、検索をかけてもヒットしないことがあります。 特に気をつけてほしいのは、Vvの発音で、この辞書では、すべて「ブ」ではなく「ヴ」と表記しています(例:ヴィクトリア、サーヴィスなど)。さらに英語の地名や人名のなかで、'go'の'o'にあたる発音は「オー」ではなく「オウ」と表記しています。 少し説明しますと、'Lismore'では少し前に洪水があり、日本のテレビや新聞の報道では、「リズモア」とされていましたが、それは'more'の部分を、普通名詞の'more'「モア」と同じ発音だと判断したからでしょう。しかし、実はこの部分は'maw'という発音なのです。したがって、この辞典では「リズモー」と表記しています。 このように、固有名詞の表記はできるだけ、元の言語に近いことを原則としていますが、英語を完全に日本語に置き換えることはできません。 このほか、'Geelong'のように、'ee'を勝手に勘違いして延ばす音だと判断し、一般的には「ジーロング」と書かれているものでも、実際には延ばさない場合は、「ジロング」と表記しています。最後の'g'は実際には聞き取りにくいのですが、「グ」の表記は残しています。これはその他の例でも一般的に妥当します。 'Botany
Bay'のような複合語は、原則としてナカグロで区切って、「ボタニー・ベイ」と記載しています。 辞典に検索したい項目がない場合、私のメールアドレスにご連絡ください。第1期の予定の項目であれば、早期に項目として加えます。 オーストラリア史年表は第1期計画が完成しました。必要な項目あるいは、必要な期間の年代をいれて検索して下さい。2003年4月からは大阪大学西洋史研究室の藤川ゼミの学生が毎週の事件を追って年表に記入しています。項目は今後とも充実する予定です。 オーストラリア辞典 総括責任者・監修者・編者 ウェブサイト運営責任者 松田真 (2001-2002) 石光崇昭(2002-) 2000年度執筆者一覧 2001年度執筆者一覧 2002年度執筆者一覧 2003年度執筆者一覧
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大阪大学大学院文学研究科藤川研究室
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