研究会・学術・学習情報
『西洋史学』編集部
◆◇2002年(205-208号)・目次◇◆
208号(2002年)
論 文
第2次マクドナルド労働党内閣の恐慌対策と労働組合会議
――リベラル・コーポラティズムというオールタナティブをめぐって
・・・・・松 永 友 有(1)
近世イタリアの「ペスト塗り」――ボローニャとミラノの1630年の事例を中心に――
・・・・・宮 崎 理 枝(24)
植民地政策開始におけるビスマルクの意図
――1883-84年におけるビスマルクの反英政策とアングラ・ペケーナ――
・・・・・飯 田 洋 介(46)
大会報告
日本西洋史学会第52回大会記
・・・・・(64)
書 評 ・書 評 に 応 え て
Hiroto Oka, Der Bauernkrieg in der Landgrafschaft Stuhlingen und seine Vorgeschichte seit der Mitte des 15. Jahrhunderts
・・・・・前 間 良 爾(87)
平野千果子著『フランス植民地主義の歴史
――奴隷制廃止から植民地帝国の崩壊まで――』
・・・・・浜 忠 雄(91)
『西洋史学』205号、山本正編著『ジェントルマンであること
――その変容とイギリス近代――』長谷川貴彦氏の書評に対して
・・・・・藤 川 隆 男(94)
207号(2002年)
論 文
東インド会社とイースタンバンク
――Bank of Asiaの設立計画とその失敗(1840年―1842年)
・・・・・川 村 朋 貴(1)
リウィウス『ローマ建国史』4・30・11
――アウグストゥス期の歴史叙述における「伝統の創造」――
・・・・・保 坂 高 殿(24)
官吏と労働階級福祉中央協会
――3月前期プロイセンにおける支配の一特質――
・・・・・田 中 優(45)
ノ ー ト
フランス第3共和政前半ブルジョワ社会における「主婦」の誕生
・・・・・松 田 祐 子(64)
書 評
亀長洋子著『中世ジェノヴァ商人の「家」
――アルベルゴ・都市・商業活動――』
・・・・・大 黒 俊 二 (79 )
谷口健治著『ドイツ手工業の構造転換
――「古き手工業」から3月前期へ――』
・・・・・南 直 人(83)
槇原茂著『近代フランス農村の変貌
――アソシアシオンの社会史――』
・・・・・小 田 中 直 樹(87)
河村貞枝著『イギリス近代フェミニズム運動の歴史像』
・・・・・松 浦 京 子(90 )
206号(2002年)
論 文
6-7世紀ビザンツ帝国における都市景観の変化
――「『ポリス』から『カストロン』へ」説の再検討――」
・・・・・小 林 功 (1)
ビザンツの隠修士とリヨンの教会合同
・・・・・橋 川 裕 之(24 )
フランス革命と「国民に開かれた」将校団
――少将昇進者(1792-1802)の経歴分析――
・・・・・竹 村 厚 士(47)
ノ ー ト
前期エルサレム王国における国王戴冠と司教任命
・・・・・ 櫻 井 康 人(67)
書 評
山田雅彦著『中世フランドル都市の形成――在地社会と商品流通――』
・・・・・ 斎 藤 絅 子 (81)
浅田實著『イギリス東インド会社とインド成り金』
・・・・・本 田 毅 彦(84)
清水忠重著『アメリカの黒人奴隷制度論――その思想史的展開――』
・・・・・安 武 秀 岳(88)
205号(2002年)
論 文
1932年11月のベルリン交通ストライキとナチス経営細胞組織
・・・・・原 田 昌 博 (1)
帝国とスコティッシュ・アイデンティティーー1911年グラスゴー博覧会を中心にーー
・・・・・赤 瀬 理 穂(26)
5世紀初頭におけるアフリカにおけるカトリック教会とドナティスト教会
・・・・・長 谷 川 宜 之(46)
ノ ー ト
フランス革命新聞史研究の可能性
・・・・・平 正 人(63)
書 評
永田諒一著『ドイツ近世の社会と教会――宗教改革と信仰派対立の時代――』
・・・・・渡 辺 伸 (78 )
山本正編著『ジェントルマンであることーーその変容とイギリス近代――』
・・・・・長 谷 川 貴 彦(82)
クリストフ・ハウザー著『市民的組織化の諸端緒――南西ドイツにおけるギリシア独立支援運動と初期自由主義――』
・・・・・田 熊 文 雄(86)