研究会・学術・学習情報
『西洋史学』編集部
◆◇2004年（213-216号）・目次◇◆
216号（2004年）
論 文
中世イタリアの飢饉と農村――14世紀トスカーナを中心に――
・・・・・中 谷 惣（1）
11世紀スペインにおけるパーリア制再考
・・・・・黒 田 祐 我（24）
ドイツ社会民主党と性倫理――1913年、｢出産ストライキ｣論争を中心に――
・・・・・水 戸 部 由 枝（45）
大会報告
日本西洋史学会第54回大会記
・・・・・（63）
書 評
朝治啓三著『シモン・ド・モンフォールの乱』
・・・・・渡 辺 節 夫（80）
北田葉子著『近世フィレンツェの政治と文化
――コジモ1世の文化政策（1537－60）――』
・・・・・和 栗 珠 里（84）
安野正明著『戦後ドイツ社会民主党史研究序説
――組織改革とゴーデスベルク綱領への道――』
・・・・・野 田 昌 吾（88）
215号（2004年）
論 文
フランスにおける乳幼児保護政策の展開(1874－1914年)
――ノール県の事例から――
・・・・・岡 部 造 史（１）
第二帝政末期における建築会社の債務不払い問題と建築業規制政策
――ベルリン近郊の建築会社を事例に――
・・・・・稲 垣 隆 也（19）
中世盛期リモージュ司教座に於けるelectio概念の変遷
・・・・・小 野 賢 一（38）
ノ ー ト
近世フランス貴族のフィデリテ――コリニー伯の回想録から――
・・・・・嶋 中 博 章（54）
書 評
谷川 稔 編『歴史としてのヨーロッパ・アイデンティティ』
・・・・・小 関 隆（68）
山本 有造 編『帝国の研究――原理・類型・関係――』
・・・・・木 畑 洋 一（72）
大津留厚他著『民族』
・・・・・水 野 博 子（75）
望田幸男・田村栄子編『身体と医療の教育社会史』
・・・・・長 谷 川 ま ゆ 帆（83）
214号（2004年）
論 文
｢ポスト・カンブレー期｣ヴェネツィアの寡頭支配層とパトロネジ
・・・・・和 栗 珠 里（１）
オーストリア継承戦争とハプスブルク君主国の諸身分
――1741年の下オーストリアにおける動向を中心に――
・・・・・岩 崎 周 一（22）
ドイツ民主共和国と｢社会主義のなかの教会｣――EKD分裂過程を中心に――
・・・・・清 水 聡（43）
｢収穫は多いが、働き人が少ない｣
――リコルド・ダ・モンテ・ディ・クローチェに見るミッションと十字軍――
・・・・・櫻 井 康 人（65）
書 評
芝修身著『近世スペイン農業――帝国の発展と衰退の分析』
・・・・・立 石 博 高（85）
渡辺和行著『フランス人とスペイン内戦――不干渉と宥和――』
・・・・・剣 持 久 木（87）
Gerd Uberschar/Winfried Vogel,
Dienen und Verdienen: Hitlers Geschenke an seine Eliten
・・・・・守 屋 純（91）
213号（2004年）
論 文
ワイマール共和国前期の職業紹介失業給付システム（1918－1926６年）
・・・・・原 信 芳（１）
ビザンツ帝国の対十字軍政策－ニケタス・コニアテスの『歴史』より－
・・・・・宮 城 美 穂（22）
世紀転換期イギリス帝国経済とカナダ商工業利害
－1903年第五回イギリス帝国商業会議所会議を中心に－
・・・・・福 士 純（36）
ノ ー ト
14世紀中葉のユダヤ人迫害
－迫害の歴史がなぜくり返されたのかを考えるために－
・・・・・佐 々 木 博 光（55）
書 評
南川高志著『海のかなたのローマ帝国－古代ローマとブリテン島－』
・・・・・足 立 広 明（69）
安藤隆穂著『フランス革命と公共性』
・・・・・立 川 孝 一（73）
谷口健治著『バイエルン王国の誕生－ドイツにおける近代国家の形成－』
・・・・・鍋 谷 郁 太 郎（76）
紀平英作編『帝国と市民－苦悩するアメリカ民主政－』
・・・・・小 塩 和 人（80）