大阪大学西洋史学研究室

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研究会・学術・学習情報info

『西洋史学』編集部

◆◇2013年(249-252号)・目次◇◆

252号(2013年)

論  文

コプトス主教ピセンティオス
―6-7世紀上エジプト社会における主教権力―

……………貝 原 哲 生(1)

殉教か改宗か
―ニューバラのウィリアムの叙述と
12世紀ヨーロッパにおける反ユダヤ主義の関係―

……………菊 池 智 子(20)

ノ ー ト

アレクサンドロス大王とウクシオイ人

……………森 谷 公 俊(34)

フォーラム

市民の自分史
―前世紀転換期から戦間期におけるエゴ・ドキュメント―

……………槇原茂・長田浩彰・寺田由美・長井伸仁(47)

ヨーロッパ近代のなかのカトリシズム
―宗教を通して見るもうひとつの「近代」―

……………中野智世・前田更子・尾崎修治・渡邊千秋(59)

学会彙報

第64回日本西洋史学会大会を終えて

……………浦 野 聡(71)

書  評

三佐川亮宏著
『ドイツ史の始まり―中世ローマ帝国とドイツ人のエトノス生成―』

……………佐 々 木 博 光(77)

唐澤晃一著
『中世後期のセルビアとボスニアにおける君主と社会―王冠と政治集会―』

……………皆 川 卓(79)

森田安一著
『木版画を読む―占星術・「死の舞踏」そして宗教改革―』

……………黒 川 正 剛(81)

石井健著
『近世イングランドの年期奉公人―出自の社会経済史研究―』

……………中 野 忠(83)

伊藤航多他編著
『欲張りな女たち─近現代イギリス女性史論集─』

……………川 端 康 雄(85)

天野知恵子著
『子どもたちのフランス近現代史』

……………中 本 真 生 子(88)

森杲著
『アメリカ<主婦>の仕事史―私領域と市場の相互関係―』

……………松 田 祐 子(90)

田中祐理子著
『科学と表象―「病原菌」の歴史―』

……………服 部 伸(92)

阪本秀昭編著
『満州におけるロシア人の社会と生活―日本人との接触と交流―』

……………中 嶋 毅(94)

田中拓道氏の書評に応えて

……………齊 藤 佳 史(96)




251号(2013年)

論  文

イギリス奴隷解放論の歴史的形成
―リヴァプールにおける「反」奴隷解放運動(1788-93年)―

……………田 村 理(1)

フォーラム

語りのかたち
―パーソナル・ナラティヴの歴史学―

……………長 谷 川 貴 彦 (編)(19)

中世ヨーロッパにおける政治的コミュニケーションと秩序
―境界地域から―

……………服 部 良 久 (編)(31)

書  評

南川高志著
『新・ローマ帝国衰亡史』

……………小 坂 俊 介(44)

野々瀬浩司著
『宗教改革と農奴制―スイスと西南ドイツの人格的支配―』

……………渡 邊 伸(46)

武田泉著
『麻と綿が紡ぐイギリス産業革命―アイルランド・リネン業と大西洋市場―』

……………武 井 章 弘(48)

ケヴェール・ジェルジ著、平田武訳
『身分社会と市民社会―19世紀ハンガリー社会史―』

……………市 原 晋 平(50)

森良次著
『19世紀ドイツの地域産業振興─近代化のなかのビュルテンベルク小営業─』

……………森 宜 人(53)

野村達朗著
『アメリカ労働民衆の歴史―働く人びとの物語―』

……………竹 田 有(55)

浅田進史著
『ドイツ統治下の青島―経済的自由主義と植民地社会秩序―』

……………森 紀 子(57)

渡邊啓貴著
『シャルル・ドゴール―民主主義の中のリーダーシップへの苦闘―』

……………渡 辺 和 行(59)

大原俊一郎著
『ドイツ正統史学の国際政治思想―見失われた欧州国際秩序論の本流―』

……………板 橋 拓 己(61)




250号(2013年)

論  文

蛮族を愛し蛮族を容赦する
―後期ローマ帝国における蛮族言説に関する一考察―

……………西 村 昌 洋(1)

初期スチュアート朝イングランドの安息日厳守主義と「ユダヤ教化」

……………穴 井 佑(20)

フォーラム

日本・ヨーロッパ関係史の新たな展望
―他者認識の歴史と現在―

……………椎 名 浩 (編)(39)

大会シンポジウム予告

第64回日本西洋史学会大会シンポジウムの紹介

……………(51)

博士論文要旨

……………(56)

書  評

大戸千之著
『歴史と事実―ポストモダンの歴史学批判をこえて―』

……………芝 井 敬 司(60)

佐藤猛著
『百年戦争期フランス国制史研究―王権・諸侯国・高等法院―』

……………図 師 宣 忠(62)

ジャック・P・グリーン著、大森雄太郎訳
『幸福の追求―イギリス領植民地期アメリカの社会史―』

……………中 野 勝 郎(64)

山本明代著
『大西洋を越えるハンガリー王国の移民
―アメリカにおけるネットワークと共同体の形成―』

……………南 川 文 里(66)

割田聖史著
『プロイセンの国家・国民・地域─19世紀前半のポーゼン州・ドイツ・ポーランド─』

……………吉 岡 潤(68)

斉藤佳史著
『フランスにおける産業と福祉―1815-1914―』

……………田 中 拓 道(71)




249号(2013年)

論  文

オーストラリアにおける歴史博物館の発達とポストモダニティ
―国立博物館/歴史戦争/地方博物館―

……………藤 川 隆 男(1)

学界展望

帝国で読み解く中世西欧カトリック世界の構造
―神聖ローマ帝国、フランス王国、アンジュー帝国―

……………朝治啓三・渡辺節夫・加藤玄(20)

フォーラム

東欧ロシアの史学史

……………渡 邊 昭 子 (編)(33)

書  評

大清水裕著
『ディオクレティアヌス時代のローマ帝国
―ラテン碑文にみる帝国統治の継続と変容―』

……………飯 坂 晃 治(46)

佐藤公美著
『中世イタリアの地域と国家―紛争と平和の政治社会史―』

……………中 谷 惣(48)

岩井淳編著
『複合国家イギリスの宗教と社会―ブリテン国家の創出―』

……………勝 田 俊 輔(50)

キース・トマス著、川北稔訳
『生き甲斐の社会史―近世イギリス人の心性―』

……………指 昭 博(52)

柴田三千雄著、福井憲彦・近藤和彦編
『フランス革命はなぜおこったか─革命史再考─』

……………竹 中 幸 史(54)

三時眞貴子著
『イギリス都市文化と教育─ウォリントン・アカデミーの教育社会史─』

……………水 田 大 紀(56)

鈴木楠緒子著
『ドイツ帝国の成立と東アジア─遅れてきたプロイセンによる「開国」─』

……………竹 中 亨(58)

谷口健治著
『近代国家形成期の教育改革─バイエルンの事例にみる─』

……………望 田 幸 男(60)

麻田雅文著
『中東鉄道経営史─ロシアと「満州」1896-1935─』

……………左 近 幸 村(62)

湯沢威・小池滋・田中俊宏・松永和生・小野清之著
『近代ヨーロッパの探求14 鉄道』

……………三 木 理 史(64)

永山のどか著
『ドイツ住宅問題の社会経済史的研究─福祉国家と非営利住宅建設─』

……………森 下 嘉 之(66)

ゲアハルト・A・リッター著、竹中亨監訳
『ドイツ社会保障の危機─再統一の代償─』

……………近 藤 正 基(68)

ロバート・C・アレン著、グローバル経済史研究会訳
『なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか』

……………山 本 千 映(70)