大阪大学西洋史学研究室

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『西洋史学』編集部

◆◇2017年(263-264号)・目次◇◆

263号(2017年)

論  文

17世紀前半ヴェネツィア共和国本土領における徴税請負制度の統制
―本土領査察官ザッカリーア・ポンドゥミエールの巡察(1625-1626年)―

……………野村雄紀(1)

19世紀イングランド農村における落穂拾いの規律化
―落穂拾いの鐘を中心に―

……………大嶋渚(18)

フォーラム

パブリック・ヒストリ
―社会の歴史意識・知識とアカデミックな歴史―

……………藤川隆男(編)(36)

中世ヨーロッパのコミュニケーションを考える
―『コミュニケーションから読む中近世ヨーロッパ史 ―紛争と秩序のタペストリー―』に寄せて―

……………河原温(49)

書評

佐藤千登勢著
『アメリカの福祉改革とジェンダー―「福祉から就労へ」は成功したのか?―』

……………中島醸(58)

中野耕太郎著
『20世紀アメリカ国民秩序の形成』

……………貴堂嘉之(60)

河合信晴著
『政治がつむぎだす日常―東ドイツの余暇と「ふつうの人びと」―』

……………田野大輔(62)

井上文則著
『軍人皇帝のローマ―変貌する元老院と帝国の衰亡―』

……………南雲泰輔(64)

樺山紘一著
『ヨーロッパ近代文明の曙 描かれたオランダ黄金世紀』

……………安平弦司(67)

服部春彦著
『文化財の併合―フランス革命とナポレオン―』

……………田中佳(69)

鶴島博和著
『バイユーの綴織を読む―中世のイングランドと環海峡世界―』

……………中村敦子(71)

マックス・ケルナー、クラウス・ヘルバース著、藤崎衛、エリック・シッケタンツ訳
『女教皇ヨハンナ―伝説の伝記<バイオグラフィー>―』

……………印出忠夫(74)

木畑和子著
『ユダヤ人児童の亡命と東ドイツへの帰還―キンダートランスポートの群像―』

……………舘葉月(76)

工藤光一著
『近代フランス農村社会の政治文化―噂・蜂起・祝祭―』

……………野村啓介(78)

Akiko Shimbo
Furniture-Makers and Consumers in England, 1754-1851: Desigh an Interantion

……………松隈達也(80)

益田実・池田亮・青野利彦・齋藤嘉臣編著
『冷戦史を問い直す―「冷戦」と「非冷戦」の境界―』

……………倉科一希(83)

上垣豊著
『規律と教養のフランス近代―教育史から読み直す―』

……………前田更子(85)

黒田祐我著
『レコンキスタの実像―中世後期カスティーリャ・グラナダ間における戦争と平和―』

……………阿部俊大(87)

南雲泰輔著
『ローマ帝国の東西分裂』

……………佐々木健(89)

小澤実・長縄宣博編
『北西ユーラシアの歴史空間―前近代ロシアと周辺世界―』/p>

……………笈川侑也(91)

中谷功治著
『テマ反乱とビザンツ帝国―コンスタンティノープル政府と地方軍団―』

……………根津由喜夫(94)

竹中亨著
『明治のワーグナー・ブーム―近代日本の音楽移転―』

……………酒井一臣(96)

キイ・アシャール著、西村昌洋訳
『古代ローマの女性たち』

……………遠藤直子(98)

藤内哲也編著
『はじめて学ぶイタリアの歴史と文化』

……………野村雄紀(100)

今井宏昌著
『暴力の経験史―第一次世界大戦後ドイツの義勇軍経験1918~1923―』

……………原田昌博(102)

長谷川貴彦著
『現代歴史学への展望―言語論的転回を超えて―』

……………福元健之(104)

安井倫子著
『語られなかったアメリカ市民権運動史―アファーマティブ・アクションという切り札―』

……………小野直子(106)

藤川隆男著
『妖獣バニヤップの歴史―オーストラリア先住民と白人侵略者のあいだで―』

……………栗田奈津子(109)

菅野賢治著
『フランス・ユダヤの歴史(上)―古代からドレフュス事件まで―』
『フランス・ユダヤの歴史(下)―二〇世紀から今日まで―』

……………向井直己(111)

紹  介




264号(2017年)

論  文

19世紀後半イングランドにおける篤志病院のヴォランタリズム
―接触伝染病予防法の交付金に着目して―

……………田村俊行(1)

フランス革命期におけるトゥールーズの美術館とコレクション
―国民統合と愛郷心―

……………中山俊(21)

ナポレオン期の県会にみられる名望家社会の一側面
―オート・ピレネー県の事例―

……………藤原翔太(39)

19世紀前半アイルランドにおける教育改革と国民統合
―国民学校制度の成立 1821年-1831年―

……………岩下誠(59)

ノート

16世紀フェッラーラにおける火砲鋳造所の生産活動とその意義
―『火砲帳簿』の分析に基づいて―

……………白幡俊輔(79)

フォーラム

帝国史はどこへ行くのか?
―新たなイギリス帝国史研究の視座の提示―

……………雪村加世子・正木慶介(編)(92)

博士論文要旨

……………(104)

書評

秋田茂編著
『アジアからみたグローバルヒストリー―「長期の18世紀」から「東アジアの経済的再興」へ―』

……………石川亮太(105)

松浦義弘著
『フランス革命とパリの民衆―「世論」から「革命政府」を問い直す―』

……………竹中幸史(107)

O. Kano et J.-L. Lemaitre (eds.)
Entre texte et histoire: Études d'histoire médiévale offertes au professeur Shoichi Sato

……………岡崎敦(110)

Marco Bellabarba, Hannes Obermair and Hitomi Sato (eds.)
Communities and Conflicts in the Alps from the Late Middle Ages to Early Modernity

……………踊共二(112)

勝田俊輔・高神信一編
『アイルランド大飢饉―ジャガイモ・「ジェノサイド」・ジョンブル―』

……………小関隆(115)

志村真幸編
『異端者たちのイギリス』

……………本田毅彦・籔田有紀子(117)

岡本勝著
『アメリカにおけるタバコ戦争の軌跡―文化と健康をめぐる論争―』

……………和田光弘(119)

後藤春美著
『国際主義との格闘―日本、国際連盟、イギリス帝国―』

……………西山喬貴(121)

岩崎佳孝著
『アメリカ先住民ネーションの形成』

……………野口久美子(123)

窪田憲子・木下卓・久守和子編著
『旅にとり憑かれたイギリス人―トラヴェルライティングを読む―』

……………堀内真由美(126)

橋口豊著
『戦後イギリス外交と英米間の「特別な関係」―国際秩序の変容と揺れる自画像、1957~1974年―』

……………山口育人(128)

フランク・トレントマン著、田中裕介訳、新広記解説
『フリートレイド・ネイション―イギリス自由貿易の興亡と消費文化―』

……………真保晶子(130)

高林陽展著
『精神医療、脱施設化の起源―英国の精神科医と専門職としての発展 1890-1930―』

……………北村陽子(132)

芝修身著『古都トレド―異教徒・異民族共存の街―』の書評に応えて

……………芝修身(134)

紹  介

大会予告