Takao MORIYASU
森安 孝夫
もりやす  たかお

大阪大学・名誉教授。
(公財)東洋文庫・監事・客員研究員。
博士(文学)。

敦煌・トゥルファン出土多言語文書,モンゴル高原の古代トルコ語碑文類,
並びに漢籍史料を中心にイスラム化以前の中央ユーラシア史を研究。

2003年,コレージュ・ド・フランスに招かれて,中央アジア・マニ教史をテーマに連続講演。
コレージュ・ド・フランスでの講義風景
コレージュ・ド・フランスでの講義風景
※講演録をこちらで読むことが出来ます(pp. 23-111)。
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■主要著書■

BTT 46

【最新刊】

Corpus of the Old Uighur letters from the Eastern Silk Road.

(Berliner Turfantexte XLVI)

Berlin-Brandenburgische Akademie der Wissenschaften

Akademienvorhaben Turfanforschung

Turnhout: Brepols, 2019.

ISBN: 978-2-503-58708-0

『東西ウイグルと中央ユーラシア』

名古屋大学出版会,2015.

※詳細は名古屋大学出版会のページをご覧ください。

『東西ウイグルと中央ユーラシア』

『ウイグル=マニ教史の研究』

大阪大学文学部紀要 31/32,1991.(学位請求論文)

OUKA(阪大リポジトリ)にて公開中。

Die Geschichte des uigurischen Manichäismus an der Seidenstraße.

Die Geschichte des uigurischen Manichäismus an der Seidenstraße.

Forschungen zu einigen manichäschen Quellen und ihrem geschichtlichen Hintergrund Üersetzt von Christian Steineck (Studies in Oriental Religions 50) OTTO HARRASSOWITZ, Wiesbaden, 2004.

[ISBN 3-447-05068-3]

(上掲『ウイグル=マニ教史の研究』のドイツ語全訳)

『シルクロード世界史』

『シルクロード世界史』

(講談社選書メチエ733)

講談社,2020.

ISBN: 978-4-06-520891-5

(二冊目で,より易しい概説書)

※詳細は 講談社のサイトをご覧ください。

(電子書籍版もあります)

あわせてご覧ください。

森安孝夫「今こそ,シルクロードから世界史を見る」

『本』(講談社,読書人の雑誌)2020年10月号, pp. 44-45.

「激動 シルクロード世界史」

讀賣新聞〈奈良版〉(2020年9月27日付)

「近代以前のユーラシア詳述」 (評:中央大学教授・妹尾達彦)

日本経済新聞(2020年10月31日付)

週刊東洋経済 (2020年10月24日付)

しんぶん赤旗 (2020年10月25日付)

「新たなシルクロード像とは」

朝日新聞(夕刊)〈大阪本社版〉(2020年10月22日付)

『シルクロードと唐帝国』(興亡の世界史 第05巻)

講談社,2007.(初の一般向け概説書)

『シルクロードと唐帝国』『シルクロードと唐帝国』

【編集部より】第05巻の三六〇頁一二行目に「今上陛下御自身が韓国訪問をされた際に……を宣言」とあるのは誤りでした。 以下のとおり、お詫びして訂正いたします。

「今上陛下御自身が、日韓共催のサッカー・ワールドカップを翌年に控えた二〇〇一年一二月の記者会見で……に言及」

※本書に対する新聞書評はこちらをクリック。

講談社学術文庫版 講談社,2016.

『シルクロードと唐帝国』(講談社学術文庫版)

※詳細は 講談社のサイトをご覧ください。
(電子書籍版もあります)

■略歴■
1948年,福井県生。
1972年,東京大学文学部東洋史学科卒。
1981年,東京大学大学院人文科学研究科東洋史学専攻博士課程単位修得退学。
1982年,金沢大学文学部助教授。
1984年,大阪大学文学部助教授。
1994年,大阪大学文学部教授。
1998年,大阪大学大学院文学研究科教授。
2012年,近畿大学国際人文科学研究所特任教授。
2015年,神戸市外国語大学客員教授。
2018年,公益財団法人東洋文庫監事兼研究員。
■シルクロード史関係出張講演■

 シルクロード史関係の講演をお引き受けします。得意テーマは,中央アジアがイスラム化する以前の仏教・マニ教時代のシルクロード地域の歴史と文化,中央ユーラシアから見た世界史,遊牧民族の世界史的意義,日本と中央アジアなどですが,講演対象者に応じてテーマはいかようにも相談させて頂きます。

 その際の,キーワードは次の通りです:歴史,文字文化,古代遺跡,シルクロード,トゥルファン,ベゼクリク千仏洞,敦煌,砂漠,草原,農牧接壌地帯,天山山脈,古代トルコ民族,ウイグル,モンゴル,チベット,新疆ウイグル自治区

 講演料は対象者・人数・時間に応じて相談させていただきます。目安は3〜30万円で,交通・宿泊費は別です。

「正倉院展」に寄せて:豊かな文化 ソグド伝来(讀賣新聞 2015年4月29日付)

【讀賣新聞】2015年4月29日付


「正倉院展」に寄せて:豊かな文化 ソグド伝来(讀賣新聞 2013年11月6日付)

【讀賣新聞】2013年11月6日付


「中央ユーラシア」史観:騎馬遊牧民が主役の前近代アジア(朝日新聞 2007年2月19日付)

【朝日新聞】2007年2月19日付


「地蔵菩薩像」マニ像だった(朝日新聞 2019年5月8日付)

【朝日新聞】2019年5月8日付夕刊(大阪)


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MORIYASU Takao 2020