勝福寺古墳発掘調査2003    


今日の調査成果

 2003年8月4日(月) 掘削・写真撮影・割付

前方部南東トレンチでは今日も写真撮影が行われた。そのほかのトレンチでは割付作業を行ったり、全景写真撮影前の清掃に入ったりするなど、作業は大詰めの段階に入っている。
後円部北東トレンチでは、明日の全景写真撮影を前にして、トレンチの壁面の分層、清掃が行われた。
後円部北東トレンチ
撮影前清掃作業
前方部南東トレンチでは、ローアングルにて、全景、断面撮影を行った。
前方部南東トレンチ
ローアングル撮影風景
右の写真は東クビレ部で出土した埴輪片である。動物の足と考えられる筒状の埴輪片である。
東クビレ部出土埴輪片
前方部南トレンチでは、図面を実測するための平面、断面の割付作業が行われた。
前方部南トレンチ
平面割付作業

まとめ
一日の休暇をはさんで今日から調査が再開された。宿舎においては、遺物の実測、接合、写真撮影などの作業が夜遅くまで続けられている。8月9日の現地説明会まで残り一週間を切り、焦る気持ちを抑えながら、皆作業に取り組んでいる。

勝福寺古墳発掘調査
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