社会デザインとは、ソーシャルデザインとも呼ばれ、 利益をあげることを目的とせず、社会問題の解決のために何かを生み出す活動である。 社会デザインの自覚が高まるのは、20世紀後半から商業デザインの負の側面が目立つにつれて、 デザイナーの社会責任が問われてからである。 本授業では、社会デザインについて理解を深めるだけでなく、 社会デザインの事例分析の方法を学び、 幾つかの考慮されるべきトピックについて議論をおこない、 参加者みずから社会デザインのプロジェクトの計画を立て、英語でポスター発表をおこなう。