『語文』 目録 (71~112輯)

 
第121輯 令和5年(2023)12月10日
飯田 実花 邸第呼称の命名―『源氏物語』長編化の一手法―
尹 美羅 志賀直哉「邦子」の方法―初出誌『文藝春秋』を通して―
藤本 能史 明治・大正期における外来語に付される補助符号について―表記形式ごとの使用状況の比較を中心に―
岡島 昭浩 人名に使われる漢字の用法の変化について―一字一音(一字一拍)の読みを中心に―
李 俊甫 紹介 金智慧著『明治歌舞伎史論―懐古・改良・高尚化』
田中 聡一 尹芷汐著『社会派・ミステリーブーム 日中大衆社会と〈事件の物語〉』
   
第120輯 令和5年(2023)6月30日
黄 夢鴿 『内裏詩歌合』における『和漢朗詠集』の利用方法
武久 真士 中原中也の散文詩と雑誌『四季』―詩のジャンル性をめぐって―
斎藤 理生 織田作之助『螢』論
松本 成葉 紹介 三村晃功著『類題和歌集と公宴御会和歌の研究』
大畑 凜 紹介 渡邊英理著『中上健次論』
黒星 淑子 平家物語諸本における助詞「へ」の用法―発話動詞に係る「へ」と「に」の用例を中心として―
   
第119輯 令和4年(2022)12月10日
小西 洋子 慶滋保胤「為大納言藤原卿息女女御四十九日願文」考―型の継承と対句表現の独自性について―
屋木 瑞穂 樋口一葉のユゴー受容の一側面―『暗夜』と『ノートルダム・ド・パリ』―
服部 峰大 宮沢賢治「雪渡り」に描かれた近代―狐の示す魅力と疑わしさ―
出原 隆俊 大江健三郎『飼育』を読む
後藤 京 紹介 廣岡義隆著『風土記考説』
篠原 美夏 紹介 堤和博著『蜻蛉日記上巻前半部研究』
加藤 のん 紹介 川崎佐知子著『応円満院殿御詠歌―近衞基凞の家集』
伊藤 智弘 紹介 岸本恵実・白井純編『キリシタン語学入門
西谷 龍二 卑罵語ヤガル(アガル)の用法の拡張について
岸本 恵実 明治初期パリ外国宣教会の語学書・エヴラール『日本語教程』(1874)研究序説
   
第118輯 令和4年(2022)6月30日
      宮地裕先生追悼
森山 卓郎 嗚呼、宮地裕先生
高山 善行 「旅の途中で」
金水 敏 宮地基金について
渡邊 英理 連なり越えゆく世界を感受する―石牟礼道子『椿の海の記』
市地 英 言語資料としての『西籍慨論』諸本―ジャ・ダの使用傾向と改変―
蒲 姣艶 古今集時代の〈はなすすきと袖〉の構図形成について
レッキー・リチャード・ウィリアム 村山知義「巴里」論―アヴァンギャルドと「変態性欲」―
北島 紬 紹介 廣岡義隆著『萬葉風土歌枕考説』
飯田 実花 紹介 藤井由紀子著『異貌の『源氏物語』』
川渕 紗佳 紹介 伊井春樹著『人がつなぐ源氏物語 藤原定家の写本からたどる物語の千年』
柴田 悠帆 紹介 川崎剛志著『修験の縁起の研究―正統な起源と歴史と受容―』
服部 峰大 紹介 斎藤理生・杲由美編『新聞小説を考える―昭和戦前・戦中期を中心に』
黒星 淑子 紹介 高山善行著『日本語文法史の視界―継承と発展をめざして―』
   
第116・117輯合併号 令和4年(2022)3月31日
      金水敏教授・飯倉洋一教授退休記念特輯
岡島 昭浩 金水敏先生・飯倉洋一先生をお送りする
仲 沙織 『新可笑記』巻一の二「ひとつの巻物両家に有」考
辻村 尚子 路通『俳諧勧進牒』と其角
岡部 祐佳 宝暦期艶書小説の展開―『新にしき木物語』の再検討をとおして
浜田 泰彦 書名「奇談」素描―文事領域拡大の原動力
金 智慧 史劇改良の萌芽―依田学海・川尻宝岑合作『吉野拾遺名歌誉』を中心に
岡崎 友子 データからみる中古の指示代名詞
衣畑 智秀 カの不定用法の成立、再訪
岩田 美穂 「キリ(ギリ)」の展開について―タ形接続を中心に―
清田 朗裕 転換を表すNサテオキの成立過程―中古から近世前期までを対象に―
米田 達郎 「火星」の語史―江戸・明治を中心に―
百瀬 みのり 近世後期大坂語資料の「二ヨツテ」が出現する構文について
バヤロドウルン 空間相対名詞について―モンゴル語の「naga-‘ caga-」と日本語の「手前、向こう」の対照
後藤 睦 中世期におけるノ・ガの分布とその崩壊―『宇治拾遺物語』における人間名詞をめぐる状況から―
森 勇太 関西方言の命令形式に接続する終助詞―助詞「イナ」「イヤ」の歴史
高谷 由貴 『日本語歴史コーパス明治・大正編Ⅰ雑誌』におけるトテとダッテ
黒木 邦彦 日本語動詞の可變部を語幹構成要素と見做すことの妥當性―語幹声調の位置から導き出される語幹領域
大田垣 仁 提喩性について―語用論的コネクターから提喩をみる―
文 雪 日本マンガ・アニメ文化への知的アプローチに見られる現代中国大学生の関心―学部生向けの共通教育講義「日本マンガ・アニメ文化」の実践を通じて―
   
第115輯 令和2年(2020)12月10日
      加藤洋介先生追悼
藤原 美佳 加藤洋介先生と『伊勢物語校異集成』
丹下 暖子 加藤洋介先生と過ごした日々
瓦井 裕子 加藤洋介先生のお人柄
松本 大 ありし日の師を偲んで
宮川 真弥 哀傷
滝川 幸司 渡唐の心情は詠まれたのか―寛平の遣唐使と漢詩文―
黄 鶯 柏木如亭の拗体詩―韻律重視と自己表出―
藤本 能史 近世前半期版本医学書における引用・卓立を示す補助符号について
森島 万似子 ゴシップと女性作家―「女人芸術」廃刊前後の矢田津世子を中心に
大田垣 仁 比喩が介在した“N1のN2”型名詞句について
福山 美都 紹介 廣岡義隆著『萬葉形成通論』
黄 夢鴿 紹介 佐藤明浩著『院政期和歌文学の基層と周縁』
小松 拓矢 紹介 須田悦生著『幸若舞の展開―芸能伝承の諸相―』
大西 萌木 紹介 伊井春樹著『宝塚歌劇から東宝へ―小林一三のアミューズメントセンター』
武久 真士 紹介 斎藤理生著『小説家、織田作之助』
   
第114輯 令和2年(2020)8月31日
飯倉 洋一 『絵本太閤記』「淀君行状」と『唐土の吉野』
市地 英 馬琴読本の筆耕による行末の区切りと用字の関係について
金 智慧 福地桜痴作「十二時会稽曽我」考―演劇改良への実践的試み―
アブラル・バスィル 永井荷風『新橋夜話』における〈花柳界〉の二重性―「不正暗黒の巷」と「幸福」の感受―
蒲 姣艶 紹介 滝川幸司著『菅原道真―学者政治家の栄光と没落―』
川上 莉奈 紹介 文草の会著『菅家文草注釈 文章篇 第二冊 巻七下』
金 智慧 紹介 大橋正叔著『近松浄瑠璃の成立』
伊藤 智弘 紹介 山崎勝昭著『萩原広道 未公刊著作集Ⅰ』
黒星 淑子 紹介 竹内史郎・下地理則編『日本語の格標示と分裂の自動詞性』
   
第113輯 令和元年(2019)12月10日
蒲  姣艶 古今集撰者時代における「松を引く」表現の出現
石村 小春 為家本私家集の書写者について―『肥後集』『二条太皇太后宮大弐集』『小大君集』の表記をめぐって―
鈴木加成太 黄表紙における徂徠学派「文人」意識の表出―前期・武家作者を中心に―
岡島 昭浩 西郷隆盛はどのように語らせられてきたか
小林 理正 紹介 秋本𠮷徳・藤井由紀子著『兵部卿物語全釈』
黄  夢鴿 紹介 三村晃功著『いろは順 歌語辞典~―有賀長伯『和歌八重垣』―』
   
第112輯 令和元年(2019)6月30日
信多純一先生追悼
大橋 正叔 信多純一先生の学徳に感謝
松原 秀江 仰げば尊し
出原 隆俊 六年間+α
川崎 剛志 畏敬と敬慕の間
福田 安典 信多純一先生の人と学問
堤  和博 『蜻蛉日記』上巻後半部の道綱母と時姫の短連歌の場面―「いとをかしと思ひけり」の主語は道綱母―
小林 理正 平安(末期)写本の痕跡―鎌倉写本の和歌書式からみえてくるもの―
尹  美羅 志賀直哉「襖」の表現構造
島津 忠夫 島津忠夫著作集以後の著述目録・補訂
勢田 道生 紹介 島津忠夫著『老のくりごと―八十以後国文学談儀―』
岡部 祐佳 紹介 飯倉洋一・盛田帝子編『文化史のなかの光格天皇―朝儀復興を支えた文芸ネットワーク』
稲本 紀佳 紹介 山崎勝昭著『俗地と文人―幕末期大坂の萩原広道―』
西谷 龍二 紹介 岡﨑友子・衣畑智秀・藤本真理子・森勇太編『バリエーションの中の日本語史』
後藤  睦 『宇治拾遺物語』のノ・ガ尊卑の実態について―「ノ・ガ尊卑説」再考のための端緒として―
金水  敏 「焦点」の外延的意味論による解釈一斑
   
第111輯 平成30年(2018)12月10日
加藤 洋介 伝定家筆 源氏物語行幸巻の出現
中川 真弓 石清水権別当田中宗清関係願文考
岡部 祐佳 『万の文反古』巻二の一「縁付まへの娘自慢」考―「今程、世間に見せかけのはやる事はなし」をめぐって―
福田  涼 三島由紀夫『潮騒』論―初江に着目して―
坂井 晶子 句読法の定着過程における規範意識の考察―博文館の投稿雑誌を中心に―
小林 理正 紹介 伊井春樹著『光源氏の運命物語「かたり」から読み解く新しい『源氏物語』』
山田 昇平 コリャードが用いる子音字‘v’のない‘o’‘ŏ’は何をあらわすか―キリシタンのローマ字表記に対する解釈をめぐって―
   
第110輯 平成30年(2018)6月30日
北島  紬 院政期歌合における判者歌の利用
李  慧珏 『辻馬車』の中の〈芥川龍之介〉―『文芸時代』と『文芸戦線』における芥川評の傾向とその比較を通して―
文   雪 「打ち言葉」におけるネコキャラクターの役割語「ニャ」の使用状況―フィクションにおける使用状況と対比して―
宮川 真弥 紹介 三輪正胤著『歌学秘伝史の研究』
西出 春菜 紹介 藤田真一編注『蕪村文集』
中野 直樹 紹介 岡﨑友子・堤良一・松丸真大・岩田美穂編『ココが面白い!日本語学』
岸本 恵実 キリシタン語学書の展開―ジョアン・ロドリゲスとアレクサンドル・ド・ロード―
   
第109輯 平成29年(2017)12月10日
瓦井 裕子 源国信『源中納言懐旧百首』に見える『源氏物語』摂取―「源氏和歌集」参照の可能性―
勢田 道生 神祇伯白川家学頭臼井雅胤の古今集序注―祐徳博物館中川文庫蔵『古今和歌集序註』をめぐって―
アブラル・バスィル 永井荷風『ひかげの花』論―〈小説〉と〈手紙〉を中心に―
久田 行雄 漢字一字に後接するくの字点の用法について―古代文書から近世文書を資料として―
大田垣 仁 換喩と種差―換喩使用の目的と条件―
間中 真紀子 紹介 島津忠夫著『『源氏物語』放談 どのようにして書かれていったのか』
北島  紬 紹介 後藤昭雄著『平安朝漢詩文の文体と語彙』
後藤  京 紹介 中井賢一著『物語展開と人物造型の論理―源氏物語〈二層〉構造論―』
小田桐ジェイク 紹介 伊井春樹著『小林一三は宝塚少女歌劇にどのような夢を託したのか』
中野 直樹 紹介 蜂矢真郷著『古代地名の国語学的研究』
石村 小春 紹介 蜂矢真郷著『古代語の謎を解く Ⅱ』
   
第108輯 平成29年(2017)6月30日
田中裕先生追悼
三村 晃功 静謐な『中世文学論研究』大成者の面影―わが師・田中裕名誉教授を悼む―
三輪 正胤 研究とはどのようなものであるか
島津忠夫先生追悼
近本 謙介 島津先生との思い出
滝川 幸司 島津忠夫先生の古今集解読
尾崎 千佳 さらぬ別れ 島津先生と宗因と私
寺田  伝 伝寂蓮筆六半切『古今和歌集』考
山本 嘉孝 室鳩巣の辺塞詩 ―盛唐詩の模倣と忠臣像の造型―
平井 華恵 坪内逍遥『牧の方』の渡邉省亭口絵―明治中期の文芸書における作意と画家―
小橋 玲治 織田作之助と南方派遣日本語教員―「旅への誘い」から「姉妹」へ―
河野 光将 『詞玉橋』の学説展開について―北野天満宮本『詞玉橋』の特徴―
山田 昇平 コリャードとバ行の濁音前鼻音
前田 恵里 紹介 伊井春樹著『大沢本源氏物語の伝来と本文の読みの世界』
寺田  伝 紹介 越野優子著『国冬本源氏物語論』
後藤  京 紹介 中山一麿編『神と仏に祈る山―美作の古刹 木山寺社史料のひらく世界―』
福田  涼 紹介 伊井春樹著『小林一三の知的冒険 宝塚歌劇を生み出した男』
後藤  睦 紹介 岡﨑友子・森勇太著『ワークブック日本語の歴史』
   
第106・107輯 出原隆俊教授退休記念 日本文学特輯 平成29年(2017)2月28日
飯倉 洋一 出原隆俊先生をお送りする
坂井 二三絵 尾崎紅葉『三人妻』論―金力とその転倒―
屋木 瑞穂 樋口一葉「大つごもり」論―松原岩五郎の小説・下層社会ルポルタージュとの関連に注目して―
莊  千慧 夏目漱石『門』・『行人』における宗教概念とその時代
西尾 元伸 泉鏡花『南地心中』の大阪― 見物、演劇、ならびに心中 ―
張  麗静 谷崎潤一郎の中国旅行と中国江南文学―一人称語りの試みと転換―
松田 正貴 高橋がダダ新吉になるとき―一九二〇年夏の『萬朝報』を手がかりに―
モハンマド モインウッディン 志賀直哉『或る男、其姉の死』―作品区分の再検討のために―
西村 真由美 芥川龍之介『白』論―不条理な変身をめぐって―
鈴木 暁世 農民文芸運動における教化・修養機関としての演劇の構想―中村星湖の農民劇理論と戯曲「明月」―
杲  由美 邦枝完二と小村雪岱―「おせん」の挿絵を読む―
廖  秀娟 太宰治「作家の手帖」論―「とんちんかん」を狙う語り―
斎藤 理生 織田作之助『土曜夫人』論―「読売新聞」を手がかりに―
出原隆俊教授略歴・論著目録
北島  紬 紹介 加藤洋介編『伊勢物語校異集成』
勢田 道生 紹介 荒木浩著『徒然草への途―中世びとの心とことば』
寺田  伝 紹介 島津忠夫・大村敦子編著『〈甲子庵文庫蔵〉 紹巴富士見道記 影印・翻刻・研究』
岡部 祐佳 紹介 福田安典著『医学書のなかの「文字」江戸の医学と文学が作り上げた世界』
河野 光将 紹介 山崎勝昭著『萩原広道』上・下
髙谷 由貴 紹介 森勇太著『発話行為から見た日本語授受表現の歴史的研究』
   
第105輯 平成27(2015)年12月10日
飯倉 洋一 王昭君詩と大石良雄-『新斎夜話』第一話の「名利」説をめぐって-
井  真弓 『松浦宮物語』終端部に示唆される物語設定
瓦井 裕子 紅葉の表現史-一条朝前後の好尚とその背景-
松田 正貴 戦時下における「皿」-草創期『歴程』と高橋新吉『大和島根』について-
百瀬 みのり 「サテ」の直前文を跳び越す用法について
大田垣 仁 指定辞「トイウ」の比喩的な用法について-コピュラ文との対照からみた-
平井 華恵 紹介 石原深予著『尾崎翠の詩と病理』
   
第104輯 平成27(2015)年6月30日
斎藤 理生 織田作之助『十五夜物語』論
黄  如萍 「探偵小説」の方法―坂口安吾「能面の秘密」論―
宮川 真弥 伝北村季吟筆『源語秘訣』と箕形如庵宗乾
アナンド・サンチット 遠藤周作『わたしが・棄てた・女』論―「ぼく」の〈平凡さ〉に着目して
伊藤 由貴 助数詞「機」の成立
依田 恵美 紹介 紹介 金水敏著『コレモ日本語アルカ?―異人のことばが生まれるとき(そうだったんだ!日本語)』/金水敏編『〈役割語〉小辞典』/金水敏・田中ゆかり・岡室美奈子編『ドラマと方言の新しい関係『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ』
河野 光将 紹介 藤田保幸著『引用研究史論』
黒田 翔子 紹介 滝川幸司著『菅原道真論』
竹端 紀子 紹介 山本一著『藤原俊成 思索する歌びと』
松本  大 紹介 中川照将著『『源氏物語』という幻想』
百瀬 みのり 紹介 金水敏・高田博行・椎名美智編『歴史語用論の世界 文法化・待遇表現・発話行為』
ダニエル・小林ベター 紹介 野田尚史・高山善行・小林隆編『日本語の配慮表現の多様性―歴史的変化と地理的・社会的変異』
箕浦 尚美 紹介 信多純一・川崎剛志著『現代語訳 完本 小栗』
中山 一麿 紹介 川崎剛志・苅米一志・土井通弘編著『備前国西大寺縁起絵巻』
合山 林太郎 紹介 文草の会『菅家文草注釈 文章篇 第1冊 巻七上』
   
第103輯 平成26(2014)年12月10日
合山 林太郎 永井荷風による館柳湾評価の背景―明治期漢詩人の江戸漢詩に対するまなざし―
松本  大 『河海抄』巻十論―後人増補混入の可能性を中心に―
有澤 知世 合巻制作の一様相―京伝と三馬における相互利用―
岩田 美穂・藤本真理子 もの言う動物―キャラクターとしての動物のイメージ―
金  旻貞 流音の特徴から見た役割語としての韓中ピジン―日中ピジン資料を参照しつつ―
伊藤 由貴 紹介 蜂矢真郷著『古代語形容詞の研究』
宮川 真弥 紹介 加藤昌嘉著『『源氏物語』前後左右』
瓦井 裕子 紹介 荒木浩著『かくして『源氏物語』が誕生する 物語が流動する現場にどう立ち会うか』
新稲 法子 紹介 合山林太郎著『幕末・明治期における日本漢詩文の研究』
仲  沙織 紹介 熊倉功夫・筒井紘一・名和修監修 川崎佐知子校訂『御茶之湯記 予楽院近衛家凞の茶会記』(茶湯古典叢書六)
   
第102輯 平成26(2014)年6月30日
岡島 昭浩 『韻鏡安見録』と『韻鏡反切名乗即鑑』
シンポジウム報告 『語文』をめぐる回顧と展望―この三〇年をふり返る―
シンポジウムの趣旨(金水敏)/『語文』をめぐっての回想(前田富祺)/私の大阪大学国語国文学会とのかかわり(伊井春樹)/『語文』稗史(福田安典)/幸運なめぐりあわせ(仁木夏実)/『語文』私史(出原隆俊)
瓦井 裕子 紹介 片岡利博著『異文の愉悦 狭衣物語本文研究』
合山林太郎 紹介 中本大編著『名庸集―影印と解題―』
松本  大 紹介 伊藤鉄也編『もっと知りたい 池田亀鑑と「源氏物語」~第2集~』
池田 弘明 紹介 島津忠夫著『若山牧水ところどころ―近代短歌史の視点から―』
黒木 邦彦 テ形動詞に関する音韻規則の一般性と特殊性(左開き)
   
第100・101輯 百輯記念号 平成25年(2013)12月10日
島津 忠夫西山宗因と伊勢松坂
後藤 昭雄大江匡衡と『文選』
矢田 勉十一世紀中頃における平仮名字体 ―実用的資料と美的資料との連関について―
廣岡 義隆佐太大神条をめぐって ―『出雲國風土記』の成書過程の一考察―
玉村 禎郎文法化と認知的視点
箕浦 尚美早離・速離(観音・勢至)の菩薩行 ―初期本地物を考えるために―
張 麗静〈予覚〉する夢に託された女性像 ―谷崎潤一郎『母を恋ふる記』をめぐって―
ルーンピロム・カナパット『平治物語』における常葉 ―母子救済の様相をめぐって―
清田 朗裕トニカクの語史 ―複合辞用法の成立過程―
仲 沙織「執心」への対処をめぐる物語 ―『新可笑記』巻四の一「舟路の難義」考―
中原 香苗〔資料紹介〕「春日楽書」断簡二葉について
大田垣 仁換喩もどきの指示性について(左開き)
卒修了生からの寄稿松原秀江・片岡利博・堤和博・斎藤理生・李育娟・朴美賢・高兵兵
宮川 真弥紹介 後藤昭雄著『本朝漢詩文資料論』
深澤 愛紹介 矢田勉著『国語文字・表記史の研究』
松本 大紹介 岩坪健著『源氏物語の享受 注釈・梗概・絵画・華道』
有澤 知世紹介 福田安典著『平賀源内の研究 大坂篇―源内と上方学界―』
川那邉依奈紹介 斎藤理生著『太宰治の小説の〈笑い〉』
山中 晋也紹介 信多純一著『現代語訳 完本浄瑠璃物語』
中井 陽一紹介 飯倉洋一著『上田秋成 絆としての文芸』
村岡 聖紹介 四元弥寿著 飯倉洋一・柏木隆雄・山本和明・山本はるみ・四元大計視編『なにわ古書肆 鹿田松雲堂 五代のあゆみ』
西尾 元伸紹介 出原隆俊・小林幸夫注釈『鷗外近代小説集 第五巻』
飯倉 洋一紹介 根ヶ山徹・尾崎千佳編『山口大学所蔵和漢古典籍分類目録』
坂井 美日紹介 高山善行・青木博史・福田嘉一郎〔編〕『日本語文法史研究1』
久田 行雄紹介 茅島篤編著『日本語表記の新地平―漢字の未来・ローマ字の可能性―』
   
第99輯 平成24年(2012)12月10日
宮川 真弥 板本『枕草子春曙抄』の諸本系統―板木の利用状況の考察を中心に―
康 盛国 朝鮮通信使の日本漢詩批評―『梅所詩稿』の申維翰序文をめぐって―
是澤 範三 國立臺灣大學圖書館蔵圓威本『日本書紀』調査に関する覚書
仁木 夏実 紹介 後藤昭雄著『平安朝漢文學史論考』
中川 真弓 紹介 荒木浩著『説話集の構想と意匠 今昔物語集の成立と前後』
池田 弘明 紹介 徳永光展著『城山三郎『素直な戦士たち』論』
大田垣 仁 紹介 宮脇弘幸監修・前田均解説『南洋諸島國語讀本』補遺
金水 敏 日本語の疑問詞疑問文と「の」の有無 (左開き)
山田 昇平 D・コリャード著『さんげろく』の “ ~ ” (左開き)
   
第98輯 平成24年(2012)6月30日
根来 尚子 其角『花摘』のかたち
金 侖姫 樋口一葉『ゆく雲』論―「心かよは」ない文―
出原 隆俊 〈傍観者〉の系譜
森 勇太 オ型謙譲語の用法の歴史―受益者を高める用法をめぐって―
丹下 暖子 紹介 島津忠夫著『宗祇の顔 画像の種類と変遷 島津忠夫著作集別巻』
石原 のり子 紹介 加藤昌嘉著『揺れ動く『源氏物語』
宮川 真弥 紹介 岩坪健著『ウラ日本文学』
籔根 知美 紹介 新稲法子著『会話で覚える四字熟語』
勢田 道生 紹介 川崎剛志編『修験道の室町文化』
康 盛国 紹介 三浦和尚・福田安典編『三輪田米山日記を読む』
   
第97輯 平成23年(2011)12月10日
ルーンピロム カナパット 延慶本『平家物語』における二位殿・平時子―苦悩の様相と平家一門の後世救済に対する役割―
勢田 道生 『北畠准后伝』と神戸能房編『伊勢記』
籔根 知美 曲亭馬琴『三七全伝南柯夢』考―「三すぢの糸」に導かれる物語―
斎藤 理生 大阪・脱線・嘘―織田作之助『アド・バルーン』の語り―
伊藤 由貴 近世・近代における助数詞「回」について―行為や出来事を数える用法を中心に―
宮本 正章 紹介 伊井春樹著『与謝野晶子の「源氏物語礼讃歌」』
木下 美佳 紹介 伊井春樹編『日本古典文学研究の新展開』
根来 尚子 紹介 藤田真一著『蕪村余響―そののちいまだ年くれず―』
高嶋 藍 紹介 武井和人・木下美佳編『一条兼良自筆 伊勢物語愚見抄 影印・翻刻・研究』
   
第96輯 平成23年(2011)6月30日
中井 賢一 葵巻〈連鎖〉の論理(下)
加藤 洋介 奥入付載の定家本源氏物語―第二次奥入付載本の場合―
松本 大 『河海抄』における『紫明抄』引用の実態―引用本文の系統特定と注記の受容方法について―
坂井 二三絵 樋口一葉『われから』における装い―新たな内面描写への挑戦
竹村 明日香 ローマ字本キリシタン資料のオ段合拗長音表記―抄物の表記との対照を通して―
松原 秀江 紹介 信多純一著『好色一代男の研究』
川崎 剛志 紹介 信多純一著『祈りの文化―大津絵模様・絵馬模様―』
丹下 暖子 紹介 堤和博著『紫式部・定家を動かした物語―謙徳公の書いた豊蔭物語―』
藤本 真理子 紹介 岡崎友子著『日本語指示詞の歴史的研究』
岩田 美穂 紹介 高山善行・青木博史編『ガイドブック日本語文法史』
   
第95輯 平成22年(2010)12月10日
中井 賢一 葵巻〈連鎖〉の論理(上)
飯倉 洋一 交誼と報謝―秋成晩年の歌文―
金 昌哲 『通俗西湖佳話』の翻訳方法について
水野 亜紀子 樋口一葉『われから』論―破局に至るまでの過程に着目して―
清田 朗裕 「カレコレ」の語史―品詞の転成の問題に絡めて―
是澤 範三 紹介 蜂矢真郷著『国語派生語の語構成論的研究』
池田 幸恵 紹介 蜂矢真郷著『古代語の謎を解く』
仲 沙織 紹介 富田志津子著『播磨の俳人たち』
松本 大 紹介 川崎佐知子著『『狭衣物語』享受史論究』
   
第94輯 平成22年(2010)6月30日
丹下暖子 『讃岐典侍日記』下巻の成立背景―堀河天皇の追慕と天皇の代替わり―
合山林太郎 幕末明治期の詠物詩―大沼枕山一派の詩風をめぐって―
西尾 元伸 泉鏡花『霊象』論―〈救出劇〉を経て「盲人」の見たもの―
米田達郎 江戸時代の狂言台本詞章における一人称詞オレについて
大田垣仁 換喩と述定―内の換喩における流動的な名詞句解釈のヴァリエーションと成立可否の観点からみた―
水野 亜紀子 紹介 出原隆俊著『異説・日本近代文学』
青山 絵美 紹介 堤和博著『和歌を力に生きる―道綱母と蜻蛉日記―』
   
第92・93輯 蜂矢真郷教授退休記念 国語学特輯 平成22年(2010)2月28日
金水敏 蜂矢真郷先生をお送りする
是澤範三 『日本書紀』分注の分類とデータベース化の問題
朴美賢 日本書紀における「吾」「我」の使い分けについて
竹内史郎 「旅」考
衣畑智秀 上代語の名詞抱合について
池田幸恵 漢文助字から見た宣命体表記―「令」字に注目して― 
高山善行 中古語の〈断り表現〉について―『枕草子』の場合― 
岡崎友子 サテの歴史的変化について―中世天草版平家物語を中心に―
金水敏 「敬語優位から人称性優位へ」再考
深澤愛 『西洋紀聞』における平仮名と片仮名
岡島昭浩 寺尾東海の韻学と荻生徂徠
内田宗一 賀茂真淵著作における仮名字体使用に関する考察―訓仮名出自字体の忌避をめぐって―
蜂矢真郷教授略歴・論著目録
米田真理子 紹介 島津忠夫著『島津忠夫著作集』
正木ゆみ 紹介 信多純一著『浄瑠璃御前物語の研究』
浜田泰彦 紹介 鈴木亨著『近世前期文学の主題と方法』
   
第91輯 平成20年(2008)12月10日
細川 知佐子 定家の部立百首「春」の構成―「初学百首」を起点として―
仁木 夏実 高山寺蔵鷹司兼平漢詩二首について
勢田 道生 『南方紀伝』・『桜雲記』の成立時期の再検討
鳩野 恵介 漢和辞典における慣用音の規範
〈特集 共同研究「会話文と地の文に関する通時的・多角的研究とその展開」〉
荒木浩 共同研究〈会話文と地の文に関する通時的・多角的研究とその展開〉由来
〈研究報告〉
浜田 泰彦 会話文におけるト書きとその文体に関する調査報告
黒木 邦彦ほか 中古和文における会話文と地の文の境界
鳩野 恵介ほか 近代における会話文特立符号種の消長
加藤 昌嘉 平安和文における、鉤括弧と異文
斎藤 理生 近代小説におけるカギカッコと〈読み〉
〈傍聴記〉
飯倉 洋一 公開ワークショップ傍聴記
深澤 愛 「表記」研究に向けての可能性
西尾 元伸 紹介・徳永光展著『夏目漱石「心」論』
神明 あさ子 紹介・美浜町誌編纂委員会編『わかさ美浜町誌〈美浜の文化〉』
村山 識 紹介・谷知子著『天皇たちの和歌』
鈴木 暁世 紹介・大橋毅彦ら編『上海1944-1945 武田泰淳『上海の蛍』注釈』
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第90輯 平成20年(2008)6月30日
山崎 淳 『観音冥応集』の性格と研究の課題
島津 忠夫 北海道に渡った連歌師卜純と中世北方史
柏木 隆雄 坪内逍遙『小説神髄』と曲亭馬琴
水野 亜紀子 樋口一葉『この子』―ありふれたことを話題とする「私」―
藤本 真理子 ソ系列指示詞による聞き手領域の形成
辻村 尚子 紹介・尾崎千佳ほか編『西山宗因自筆資料集』
坂井 二三絵 紹介・伊井春樹著『ゴードン・スミスの見た明治の日本 日露戦争と大和魂』
木下 美佳 紹介・堤和博著『歌語り・歌物語隆盛の頃―伊尹・本院侍従・道綱母達の人生と文学―』
勢田 道生 紹介・後藤昭雄監修・大阪大学三宝感応要略録研究会編『金剛寺本『三宝感応要略録』の研究』
   
第89輯 平成19年(2007)12月10日
高嶋 藍 『とはずがたり』の「墨染めの袂」―後半部における二条の着衣描写について―
浜田 泰彦 『本朝二十不孝』論―二十の不孝譚―
出原 隆俊 裏側から読む「心」
西尾 元伸 泉鏡花『春昼』『春昼後刻』考―その〈風景〉と「霞」をめぐって―
岩田 美穂 「ノ・ダノ」並列の変遷―例示並列形としての位置づけについて―
石原のり子 紹介・滝川幸司著『天皇と文壇―平安前期の公的文学』
丹下 暖子 紹介・田島智子著『屏風歌の研究 論考篇・資料篇』
   
第88輯 平成19年(2007)6月30日
加藤 雄一 伊勢から中務へ―詠法の継承―
木下 美佳 翻弄される昔男―『伊勢物語』の「色好み」「つれなし」と冠される女を視点として―
石原のり子 『大鏡』における藤原隆家―実仁親王・輔仁親王を視座として―
加藤 洋介 定家本伊勢物語の展開―その変わらざる表記をめぐって―
黒木 邦彦 中古日本語のトキ節に見られる文法的特徴
   
第87輯 平成18年(2006)12月10日
林 浩恵 上代形容詞の連体修飾用法―語幹による修飾と連体詞による修飾―
藤井由紀子 『源氏物語』と中世王朝物語、その変容と隔絶
陳秉珊 『徒然草』第三十八段における「荘子」受容考―「智」を手懸りとして―
箕浦 尚美 『天狗の内裏』版本改作本について―付 実践女子大学山岸文庫蔵本翻刻―
鈴木 暁世 芥川龍之介『支那游記』論―『馬の脚』『湖南の扇』への影響について―
西村真由美 宮沢賢治『土神ときつね』論―樺の木の存在を視座として―
   
第86輯 平成18年(2006)6月30日
池上禎造先生追悼
宮地 裕 追悼 池上禎造先生
小山 登久 池上先生と私
蜂矢 真郷 池上禎造先生を悼む
蜂矢 真郷 タテ[縦]・ヨコ[横]とその周辺
中川 真弓 『菅芥集』奥書考
辻村 尚子 其角と荷兮
坂井二三絵 森鴎外『電車の窓』における「女」への視線―一葉からの影響を中心として―
蜂矢 真弓 名詞被覆形「コ〔木〕」の様相
   
第84・85輯 後藤昭雄教授退休記念日本文学特輯
出原 隆俊 後藤昭雄教授をお送りする
山谷 紀子 渤海国関連詩文の表現について―「海」「距離」の表現を中心に―
高兵兵 菅原道真の「詩友」をめぐって―白居易との比較を中心に―
滝川 幸司 藤原基経と詩人たち
于永梅 平安時代の漢詩文における「脱シ(# しかばね+徒)」の用法
仁木夏実 藤原頼長自邸講書考
栗生 育美 『資実長兼両卿百番詩合』考―尊経閣文庫本「百番詩合」を中心に―
荒木 浩 武恵妃と桐壺更衣、楊貴妃と藤壺―「源氏物語」桐壺巻の准拠の仕組みをめぐって―
海野 圭介 随心院蔵訳和和歌集とその周辺―晩年の実海の動向と訳和和歌集の成立・伝来をめぐって―
飯倉 洋一 大江文坡と源氏物語秘伝―〈学説寓言〉としての『怪談とのゐ袋』冒頭話―
鷲原 知良 竹内楊園編『嚶鳴集』について
新稲 法子 『江戸繁昌記』と『東京夢華録』
後藤昭雄教授略歴・編著書論文目録
福田 安典 紹介・信多純一著『馬琴の大夢 里見八犬伝の世界』
   
第83輯 平成17年(2005)12月10日
山田 理恵 『後水尾院和漢千句』における固有名詞の特徴について―和漢聯句と和漢俳諧との比較―
西村真由美 宮沢賢治『なめとこ山の熊』論―小十郎の持つ二面性―
朴美賢 日本書紀の二人称代名詞について
深澤 愛 外来語の片仮名表記と表記体―『太陽』前誌群による考察―
衣畑智秀 現代語・古代語の「逆接」―古代語のトモ・ドモによる意味対立を中心に―
岡崎友子 「コソアで指示する」ということ―直示(ダイクシス)についての覚書―
小川 志乃 紹介 山口堯二著『助動詞史を探る』
   
第82輯 平成17年(2005)6月30日
李育娟 大江匡房と唐文の受容―「楚越の竹」という語をめぐって―
中川真弓 『宝物集』栴檀像震旦将来譚考
斎藤理生 諷刺の方法―太宰治『男女同権』論―
岡島昭浩 大矢透以前の史的五十音図研究
小川志乃 カラニの一用法―接続助詞カラ成立の可能性をめぐって―
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第80・81輯 伊井春樹教授退官記念日本文学特輯  平成16年(2004)2月29日
後藤昭雄 伊井春樹教授の御退官にあたって
後藤昭雄 賦光源氏物語詩序について
藤井由紀子 玉鬘十帖の表現と方法─野分巻を起点として─ 
中村一夫 源氏物語の「泣く」表現の諸相―「のごふ」「はらふ」― 
加藤昌嘉 「を」の気脈―『源氏物語』の句読と異同― 
佐藤明浩 歌合判詞における「古歌なり」をめぐって
阿部真弓 『中務内侍日記』の構成―「袖もぬれぬべきことはり」をめぐって―
海野圭介 随心院蔵『秘奥集』『阿弥陀決定往生秘印』紙背『中臣祐殖百首』残簡について
謝立群 『徒然草』第百八段「心常に風雲の興を観ぜしかば」考
中本 大 桃源郷の「黄道真」―本邦における画題受容の一側面―
出原 隆俊 三島作品における〈内部〉と〈外部〉―「金閣寺」を中心に―
Patrick Caddeau Tree Spirits (kodama) and Apparitions (henge): Hagiwara Hiromichi's Analysis of Supernatural Events in Yûgao and the Uji Chapters
中川照将 紹介 伊井春樹著『源氏物語論とその研究世界』
   
第79輯 平成14年(2002)12月31日
荒木 浩 為隆と顕隆―勧修寺流藤原氏と『続古事談』―
仁木夏実 摂関家と式家儒者―院政期儒者論(二)―
谷 知子 九条家と法性寺―忠通から良経へ―
福山武徳 小津桂窓書簡一通
桑原真臣 安部公房「赤繭」再読―《おれ》が歩き続ける理由(ワケ)―
依田恵美 西洋らしさを担う役割語―「おおロミオ!」の文型から―
藤井由紀子 紹介・伊井春樹編『源氏物語注釈書・享受史事典』
米田達郎 紹介・高山善行著『日本語モダリティの史的研究』
   
第78輯 平成14年(2002)5月31日
竹内史郎 古代語形容詞の活用語尾―動詞活用語尾形態への仮託―
米田真理子 『野槌』増補記事の検討―弘融の伊賀居住を視座として―
飯倉洋一 「奇談」の場
石原隆好 平沢旭山と聖堂漢学―江戸儒林の天明―
岡崎昌宏 辻邦生『安土往還記』論―「孤独」と、「私」の「崩壊」―
是澤範三 紹介・和田嘉寿男著『倭姫命世記注釈』
林 浩恵 紹介・神谷かをる著『古今和歌集用語の語彙的研究』
中村一夫 紹介・岩坪健著『源氏物語古注釈の研究』
佐藤雅代 紹介・山本一著『慈円の和歌と思想』
中川真弓 紹介・阿部泰郎著『湯屋の皇后』『聖者の推参』
   
第77輯 平成13年(2001)12月7日
後藤昭雄 『基俊集』の贈答詩歌について
藤井由紀子 須磨の暴風雨―『源氏物語』における神々の諸相―
屋木瑞穂 記憶の風景―樋口一葉「雪の日」論―
斎藤理生 太宰治『眉山』論
川端咲子 笹野文庫目録
海野圭介 紹介・公宴続歌研究会(井上宗雄監修 三村晃功代表)『公宴続歌 本文編・索引編』
石原隆好 紹介・福田安典ほか編『都賀庭鐘・伊丹椿園集』
衣畑智秀 紹介・山口堯二著『構文史論考』
森山卓郎 紹介・藤田保幸著『国語引用構文の研究』
   
第75・76輯 前田富祺教授退官記念国語学特集  平成13年(2001)2月28日
蜂矢真郷 前田富祺先生の御退官にあたって
是澤範三 上代における疑問推量の表現―和語と漢語の意味領域と語法的相関―
蜂矢真郷 形容詞の形容動詞化と形容動詞の形容詞化
米田達郎 狂言台本における尊敬表現形式「オ―ナサレマス」について―鷺流狂言台本『保教本』を中心に―
米谷隆史 蠡海節用集の形式的特徴をめぐって
内田宗一 『国号考』の仮名字体―訓仮名出自字体の忌避・追考―
小椋秀樹 明治期往来物の依頼表現―「~べく候」の衰退をめぐって―
楊昌洙 漢字字形から見た近代漢字字書の性格
李漢燮 『西遊見聞』に見える外国地名および人名の漢字表記について―日本式表記との関連性を中心に―
金水敏 《資料紹介》明治・大正時代SPレコード文句集について
廣坂直子 付帯状況を表すタママ節について
橋本行洋 カス型動詞の一展開―ワラカスの成立からワラケルの派生へ―
米川明彦 集団語研究
前田富祺教授略歴・論著目録
   
第74輯 平成12年(2000)5月31日
伊井春樹 春日懐紙とその周辺
箕浦尚美 『有善女物語』考
川端咲子 宇治一派の浄瑠璃と歌舞伎―浄瑠璃『傾城浅間嶽』について―
新稲法子 資料紹介 忍頂寺文庫蔵『漢語よし此』
田中 裕 《講演録》国文学科の思い出
加藤昌嘉 紹介・大槻修・片岡利博ほか 校訂訳注『中世王朝物語全集10 しのびね・しら露』
富田志津子 紹介・藤田真一著『蕪村 俳諧遊心』
   
第73輯 平成11年(1999)10月31日
中川照将 薫の恋愛と「箏の琴」―宇治十帖における「合奏」の意味―
中村友美 『東撰和歌六帖』考―出典・他出と歌題をめぐって―
川崎佐知子 『狭衣下紐』の基礎資料と注釈方法
前田富祺 言語文化史から見た『明治字典』―国語辞書史序論として―
岡崎友子 いわゆる「近称の指示副詞」について
箕浦尚美 紹介・松原秀江著『薄雪物語と御伽草子・仮名草子』
舘谷笑子 紹介・蜂矢真郷著『国語重複語の語構成論的研究』
米田達郎 紹介・泉基博著『十訓抄の敬語表現についての研究』
   
第72輯 平成11年(1999)5月31日
 朴貴仙  桐壺院の遺言の機能―若菜上巻を起点として―
阿部真弓 『中務内侍日記』論―皇統に対する作者の意識―
申智淑 有島武郎「カインの末裔」小考―仁右衛門像の読み直しのための試論―
山口真輝 御巫本日本書紀私記の配列順序―日本書紀訓注との関わりについて―
重見一行 現代語訳に推測される中古助動詞「き・けり」の「過去」表現の意義
中村友美 紹介・島津忠夫著『和歌文学史の研究 和歌編』
海野圭介 紹介・島津忠夫著『和歌文学史の研究 短歌編』
中本 大 紹介・島津忠夫著『平家物語試論』
忍頂寺文庫特輯(『語文』第七十輯)・補遺
   
第71輯 平成10年(1998)12月31日
三村晃功 北駕文庫蔵『類題和歌集』の成立
尾崎千佳 晩年の宗因―宗因伝記研究をめぐる覚書
出原隆俊 鴎外作品における〈狂気〉
内田宗一 柳亭種彦自筆資料の仮名字体―草双紙稿本を中心に―
藤田保幸 引用論の二つの領域
高山善行 紹介・山口堯二著『日本語接続法史論』
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