The Aesthetics Department aims to understand aesthetic thought in terms of its various connections with the arts. One of the faculty’s current interests is how the discipline of aesthetics relates to everyday life. The discussions that have developed within the aesthetic discipline are effective tools for considering art that defies categorization; they also serve as a guide when thinking about the history of design. Today, “art” has become increasingly hard to define. Its boundaries are being reformed continuously, and its contours remain undefined. Accordingly, the best way to think about art is from its periphery. Such an approach allows aesthetics to step into the peripheral field surrounding art, unbound as it is by pre-existing artistic genres.

よ う こ そ

美学研究室は、美学思想をたんに思想史の文脈にとどめずに、 芸術活動とのつながりから理解することを重視してきました。 現在はさらに、美学という学問がいかに日常生活とかかわりを持つのかにも関心を向けています。 美学が積み重ねてきた議論は、旧来の芸術を理解するうえでも、分野を横断するアートを考察するうえでも有効ですし、 人工知能のありかたや、地域プロジェクトについて考える手がかりにもなります。 今日ますます芸術を定義するのが難しいのは、周縁がたえず更新されて輪郭が定まらないためでしょう。

それならば、芸術をその周縁から考えるのは有効な方法であるはずです。 そして、既存の芸術ジャンルに制約されない美学こそが周縁にある感覚世界に足を踏み入れることができます。 美学研究室においてデザイン研究がうながされてきた理由もそこにあります。 陶芸・衣服・家具・展示・建築・景観・印刷・映像など、芸術かどうか際どいからこそ面白いのです。 本研究室はこれまで、大学で教える研究者や、美術館で活動する学芸員を多く輩出してきました。 私たちと芸術のフロンティアを開拓しませんか。