8月後半の集中講義期間に開講します。
内容としては、18世紀から19世紀までのドイツの美学者7名を時代順にとりあげ、テクストの引用を読みながら、その美学思想を紹介していきます。
なお、引用文には日本語を用いますので、原文(ドイツ語やラテン語)が読めなくても構いません。一見とっつきにくいテクストにも向き合う姿勢さえあれば、前提知識も問いません。
美学史における近代とは、「美学」という学問が生まれ、美や芸術が哲学のなかでも大きな位置を占めるようになった時代です。
その歴史を学ぶことで、人間にとって美・芸術・感性とは何か、考える手引きを得ることができるでしょう。
講義形式ではありますが、受講者の皆さんと一緒に、思索を深めていけたらと思います。